ポーラ美森術館 レビュー感想や見どころについて
ポーラ美術館の見どころは
なんといってもコレクション!お見事だと思います。
コレクションの代表作、クロード・モネ、、オーギュスト・ルノワール。ポール・セザンヌ
フィンセント・ファン・ゴッホにパブロ・ピカソ、レオナール・フジタ (藤田嗣治)、杉山寧
と20世紀絵画の有名どころが名を連ねます。
私が好きな芸術家が目白押しで、白髪一雄や東山 魁 、ジョルジュ・ブラックに
デ・キリコ・ ジョルジョ 、佐伯祐三 、ポール・ゴーガン、河合寛次郎 、歌川広重、
マルク・シャガール、サルバドール・ダリ、まだまだいます。
ハマスホイ・ヴィルフェルムに ジョアン・ミロ、モーリス・ユトリロ、杉本博司
ゲルハルト・リヒター にロニ ・ホーン お腹いっぱいになりそうです。
もちろん全部が一気に見れるわけではありませんが、これだけのコレクションだと
いつ行っても観たい作品があるということなのです。
何度行っても楽しめるというの嬉しいいですよね。
建物自体も魅力的です。
バス停を降りて正面から橋を渡って入る時
ゴツゴツとした建物の感じは一切なく、森の中の空間に入って行くような感じがします。
まわりが森に囲まれていて、森と一体化しているように私は感じました。
美術館の中に入っても森を感じるのは「光」の効果だと思います。
真っ白空間に優しく差し込む光がとても綺麗なのです。
この空間をぜひカフェで味わってほしいです。
1面ガラス張りの奥は森、上からは優しい光が差し込んできます。
混雑していなければゆっくり本を読んだり、物思いにふけったりのんびりと過ごしたい空間です。
天気や四季によっても違う景色が見れるので、いつ訪れても新鮮です。
散歩してほしい森の遊歩道
ポーラ美術館と駐車場の間を行くと森の遊歩道の入口があります。
美術館の開館日は毎日、9時~16時30分まで解放していてして
誰でも遊歩道を散策することができます。(悪天候の場合や路面状況により閉鎖の場合あり)
私はポーラ美術館を訪れたら必ず散歩します。
とにかく気持ち良い森の中の散歩道です。
道は木が敷き詰められていて歩きやすく迷うことはまりませんが、
受付で地図がもらえるのでそれを手にしていくと
作品の場所や作者がわかるのでより楽しめると思います。
ゆっくりぐるっと歩くだけでも1時間くらいでしょうか、作品を見ながらだと1時間半くらい。
25作品が点在しているのでそれをみるだけでも展覧会を1つ観た満足感はあると思います。
奥にあって近寄れない作品もありますが、近くまで行って写真を撮ると面白い作品もあります。
1度は全部の作品を観て全工程を歩いて観て欲しいと思います。
私はその時の状況に応じて歩くコースを変えています。
複雑なコースではなく、「あまり時間がないから手前をくるっと回ろう」「この作品を観て戻ろう」
そんな感じでゆるく歩いています。
1度全部観て、全行程を歩いた時は2時間くらいかかリました。
春になる1歩手前でしたが雪が少し残っていて、とても綺麗した。
新緑も濃い緑も綺麗です。夏でも木陰で風が通るので暑いとは思いませんでした。
私は秋に訪れたことがないのでいつか行ってみたいですね。
注意点は
◉遊歩道と行ってもそこは山の中の森です。
少しの登り下りはあります。きついと感じる方がいらっしゃるかも知れません。
◉ベンチがあり一休みすることろが有ります。
お弁当でも広げたいところですが、ポーラ美術館の公式HPをみると
遊歩道での飲食は自然保護の観点からご遠慮くださいとなっているので気をつけましょう。
ポーラ美森術館 レビュー。チケット(割引、クーポン、買い方)予約は必要?
【来館要約について】
来館予約は不要です。
直接行って入ることができます。
私は何度か行っていますが入場制限に合ったこともありません。
そこは何も考えずに行って大丈夫だと思います。
【チケット/当日券について】
チケットは当日受付けフロアーにある発券機を使って購入する方法と
事前にポーラ美術館の公式HPからウェブチケットで購入する方法があります。
ウェブチケットの割引はありませんが、入館がスムーズになると思います。
発券機は2台しか設置されていないのでタイミングによっては少し待つかもしれません。
私は当日発券機で購入しました。
購入するのに待つことはありませんでしたし、機械の操作も難しくありませんでした。
スタッフの方がそばで誘導してくれるので安心です。。
ポーラ美術館のエントランスは吹き抜けで光がとてもきれいな気持ち良い空間なので
ゆっくり順番を待つのも良いと思います。
ただ観光のハイスーズンはチケットを買うのに待ったという声も聞きます。
時期によっては事前にウェブチケットを購入しておいたほうが良いかもしれません。
購入したチケットでポーラ美術館で開催されている展覧会、常設展すべてを鑑賞できます。
展覧会の会場を出ても館内に入る限りはチケットを再度チェックされることはありません。
(遊歩道など外に出る場合はスタッフの方に声をかけてください)
入館料
大人 個人¥2,200
大学・高校生 ¥1,700
中学生以下 無料
障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,100
【割引について】
ポーラ美術館はクーポンの発券がなく割引を受けにくい美術館だと思います。
よく行く、行きたいという方はメンバーシップやプレミアムカードを利用するのが
良いと思いますが、結構なお値段なので本当に頻繁に行く方しかオススメできません。
ポーラ美術館の公式メンバーシップアプリもありますが展覧会の割引はありません。
ポーラ美術館の公式HPをよく調べると前売り券なるものを販売している場所があるとのこと。
私は1度も用したことがないので、箱根登山電車 の箱根湯本駅や強羅駅で
乗り継ぎに時間がある時に聞いてみたい思います。
少しでも割引が受けれるなら嬉しいので利用しない手はないですからね。
利用した時にまた追記したいと思います。
◯ポーラ美術館プレミアムカード◯
ご購入いただいた方には、ご本人と同伴者1名まで何度でも入館料無料、展覧会図録プレゼント、イベントのご案内など、様々な特典がございます。
価 格:50,000円(税込)
効期限:発行日から1年間◯ポーラ美術館フレンドメンバーシップ◯
ご購入いただいた方には、ご本人だけでなく、ご家族、ご友人、知人など1名様1枚でご利用いただける招待券(10枚)、カフェ チューンでのドリンクチケットなど、様々な特典がございます。
価 格:30,000円(税込)
有効期限:発行日から1年間
前売券について
ポーラ美術館の前売券は以下の場所でご購入いただけます。
◉箱根登山電車 箱根湯本駅構内 強羅駅
◉箱根登山バス 湯本営業所 仙石案内所 桃源台案内所 箱根町案内所 小田原駅前案内所
◉登山バス各営業所
◉小田原厚木道路下り 小田原パーキングエリア大人 ¥2,000 大学・高校生 ¥1,500 中学生以下
- 箱根登山電車 箱根湯本駅、強羅駅と小田原厚木道路下り小田原パーキングエリアでは大人の前売り券のみの販売
ポーラ美森術館 レビュー。アクセス(交通手段、行き方、送迎バス、駐車場、場所、住所)
箱根。東京からだとちょっとした小旅行ですね。ワクワクします。
私は何度かポーラ美術館に行っていますが
高速バスでも小田急線でも行ったことがあります。
電車のメリットは時間に正確だということです。
せっかくの箱根、美味しいものを食べたり、観光したりしたいですよね。
電車は時間通りに動いてくれるので計画が立てやすいと思います。
ただ、乗換えが3〜4回と多いです。
あと、時間帯に寄っては小田急線と箱根登山線、箱根登山線と箱根登山鉄道
送迎バスの乗継ぎがスムーズにいかないこともあります。
乗換えに待ち時間があるときは売店を覗いてお土産の下見をしてもいいですね。
高速バスのメリットは乗換えが少なく近くまで行くことができるのでとても楽でした。
乗継ぎも楽で高速バスを降りた「仙郷楼」バス停でそのまま待っていると次のバスに乗れます。
バス停が同じでなのでバス停を探す必要がないので安心です。
デメリットは高速の渋滞に巻き込まれる可能性があり時間通りに進まない事です。
私は1度高速バスを利用したときに30分程度の渋滞に巻き込まれました。
乗継ぎのバスの時間が気になって少しイライラしたという経験があります。
30程度遅れて到着したのですが乗り継ぎのバスが来る間隔も30分後だったので
運よく乗る予定だった次のバスにスムーズに乗れたので良かったです。
予定を詰め込んでいる方に高速バスはおすすめできません。
電車を乗り継いで行くことをおすすめします。
そして、運悪くバスが行ってしまって、次のバスを待つことになってしまった、、そんな時
バス停のそばに「ポーラ美術館まで850m」という案内看板が目に入ると思います。
850mなら15分もあれば着くだろうし散歩がてら歩いていこう、と思われる方がいると思います。
私も歩くのが好きなので歩いてもいいかも、と思いましたが同行者に全力で止められました。
なぜならずっと坂道なのです。しかもちゃんとした歩道がなく、
道路幅が狭く車2台がやっとすれ違えるくらい、見通しの悪いカーブの連続。
そこそこ車通りがあるので優雅に散歩とはいかない道中なります。
バスを待ってバスで行くことをオススメします。
《 交通機関 》
【電車+送迎バスでの行き方】
■東京駅から
東海道新幹線こだま号で「小田原駅」下車
「小田原駅」で箱根登山線に乗り換え「箱根湯本駅」下車
「箱根湯本駅」で乗り換え箱根登山電車「強羅駅」下車
「強羅駅」からポーラ美術館無料送迎バス■小田急新宿駅から
「小田原駅」で箱根登山線に乗り換え「箱根湯本駅」下車
「箱根湯本駅」で乗り換え箱根登山電車「強羅駅」下車
「強羅駅」からポーラ美術館無料送迎バス●無料送迎バス
「強羅駅」裏手、ホテル旅館のバス送迎発着場(駐車場4番)より乗車
箱根登山電車 強羅駅とポーラ美術館を結ぶ無料送迎バスが1日13便、約30分間隔で運行
※乗車料金は無料
※天候や道路事情などやむを得ない事情により、時間通り運行できない場合があります。
※満席の場合お乗りいただけない場合があります。
※定刻より早く出発することがあります
【高速バスでの行き方】
■新宿/池尻大橋から(約2時間/2460円)
◉「池尻大橋」小田急箱根高速バスに乗り「仙郷楼」下車
◉「仙郷楼」バス停から観光施設めぐりバス「強羅駅/天悠」行に乗換(約8分/200円)
「ポーラ美術館」下車
【車での行き方】
仙石原小塚山付近は番地が示す範囲が広いため、カーナビをご利用の際は
「ポーラ美術館」と施設名を入力いただくか、電話番号で検索してください。箱根の交通情報
御殿場経由
東名高速道路で東京ICから御殿場ICへ ─ 約60分(約84km|2620円)
御殿場ICから国道138号線を箱根方面へ ― 約25分(約13km)箱根湯本経由
東名高速道路で東京ICから厚木ICへ
⇒厚木ICから小田原厚木道路を経由して箱根口ICへ─ 約50分(約67km|2040円)
箱根口ICから国道138号線を仙石原方面へ ― 約30分(約15km)◉駐車場(隣接)
乗用車127台収容 1日¥500(施設のご利用による割引はございません)◉駐輪場3台収容/無料
詳しい場所は誘導の係員までお問い合わせください。
ポーラ美術館 注意点、ロッカーなど設備について
■注意点など
◉日傘、傘は持ち込めません、入口の傘立てに預けてください。
◉チケット売り場は入口を入ってすぐのエスカレーターを降りた左手に発券機があります。
そこで購入することができます。
◉大きい荷物やリュックサックは展示会場に持ち込めません。
受付けフロアーにロッカーとスーツケース置き場が
あります。預けてから展覧会場に行きましょう
◉展覧会場内は飲食ができません(水・飴・ガムを含む)水分補給をしてから会場に入りましょう
◉三脚、一脚、自撮り棒、携帯扇風機の利用はできません。暑いですが展覧会場内は涼しいので
少しだけ我慢してください
ポーラ美術館のカフェ、レストラン、ミュージアムショップについて
ポーラ美術館の廻りは何もありません。
車で行かれる方は自由がきくので問題ないかもしれませんが
電車やバスで行かれる方は要注意です。
廻りになにもなくてもポーラ美術の中にカフェとレストランがあります。
ミュージアムショップもあり展覧会グッズだけでなくおしゃれなお土産を買うことも出来ます。
カフェ /営業時間 10:00 – 16:30(ラストオーダー)
入口を入りエレベーターで降りていくと下に見えるのがカフェです。
2つエレベーターで降りるカフェの受付があります。
開放的はフロアに大きなガラス窓の向こうは緑の森が広がります。
ここでは1人1オーダーで、サンドイッチなどの軽食とケーキなどのスイーツ、飲み物が頂けます。
受付けで人数を伝えると席に案内してくれます。
空いているときはぜひガラス窓の近くの席にしてもらうと森の景色がとても良いです。
季節のドリンクはとても色鮮やかで綺麗、
カフェに注ぐ柔らかい光と白い空間に映えるとこはいうまでもありません。
私はコーヒーとケーキを頂きました。
綺麗なベリーのケーキもありましたが、ミルフィーユ好きなのでミルフィーユにしました。
次回は他のケーキも食べて見たいと思います。
コーヒーカップはルノワール「アネモネ」でした。
このカップ&ソーサーはミュージアムショップやオンラインでも購入できます
お昼を過ぎると混雑してきます。
席が空いていても案内まで待たされることもあるようです。
私は11時半ころだったので待たずに席に着くことが出来ましたが
すぐに席は一杯になって12時前には待っている方がいました。
レストラン/営業時間 11:00~17:00(ラストオーダー16:00)
入口を入ってエレベーターを1つ降りた右手にあります。
レストランのみの利用ができて、条件はありますがポーラ美術館HPのレストランのページから
予約もできるようです。
ここではランチコースやワンプレートランチ、カレー、などをいただくことができます。
展覧会メニューやスイーツ、ここではアルコールの提供もあります。
私は残念ながらレストランをまだ1度も利用したことがありません
素敵な空間で美味しいランチをいただくなら1
人よりも誰かと楽しみたいのでいつかの楽しみにとっておきます。
ミュージアムショップ
入口を入ってエスカレーターを2つ降りた、カフェの隣にミュージアムショップがあります。
ポスカトードや図録といったような展覧会のグッズだけでなく、
アートグッズ、ポーラ美術館のグッズ書籍など品揃えは豊富でおしゃれです。
ゴッホの作品の靴下やTシャツにトートバック、帽子、ポーチ、傘、イヤリング、マグカップに
コーヒーカップ、クリアファイルや鉛筆、、マスキングテープ、キーホルダー、
缶入りクッキーや珈琲、ハーブティー、オリジナルカレーなどなどなどなど
観るだけでも楽しいと思います。
実用的に使うものから飾るもの、ちょっとしたお土産まで、購入する事ができます。
私はお土産にポーラ美術館のキャンディを購入しました。
ポーラ美森術館 レビュー
ポーラ美術館が基本理念で掲げていることを本当にそのまま形にしたのがポーラ美術館
いつ訪れても心地よく、刺激があり、帰るときにはまた訪れたいと思っています。
いつもはあまり美術館に行かない、美術館が初めてという方でも
すんなりと気構えなくアートに触れることができるのではないでしょうか。
気負うことなく楽しめる美術館なので箱根を訪れるすべての方にオススメしたいです。
アートの森で、響きあう。
都市の美術館にないものを。私たちの美術館は、
箱根の国立公園にとけこむように立っています。
手つかずの自然と、人が手がけた造形。
ふたつがひとつになり、凛とした時間が流れる。
森も、もうひとつの展示室です。つきつける、よりも、つつみこむ。
それが、私たちのコレクションの本質です。
モネ、ピカソ、フジタ・・・そして現代の作家たち。
時代の美に寄り添った化粧道具や工芸品、
多彩な作品を収蔵しています。ひとつの作品から、ひとりひとりの感性へ。
アートが持つ力をありのままに届ける。
響きあうためのキュレーションとともに。
見る。その先に、発見をつくる。訪れるたび、あたらしい。
変化を愛する美術館へ。POLA MUSEUM OF ART
公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
■所在地 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
■TEL 0460-84-2111
■FAX 0460-84-3108
■開館時間 午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 無休/展示替えの時は全館臨時休館
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