東京でもいよいよ始まりましたね!【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】
東京都美術館で開催されています。私は一足早く大阪の大阪市立美術館に観に行きました。
巡回展なので展示の内容は同じです。みんなが知っているゴッホ、混雑必死です。
実際に行って見てのレビュー、感想、所要時間、混雑状況、などは参考にして頂けたらと思います。『ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢』について今日はお話したいと思います。
どうぞ最後までご覧ください。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 展覧会について
ゴッホは本当に生前、売れない画家でした。
それなのに描き続けられたのは弟のテオに支えられてきたから
ゴッホがの作品がこれほどまでになったのは
テオの死後もテオの妻や子供たちの力が大きいんですよね。
そんな家族に焦点を当てた展覧会、面白そうです。
ゴッホの作品数が30点以上、日本初開の手紙が4通、自画像に
ゴッホやテオがコレクションした作品
(私は手紙と自画像がとても気になっていました)
目玉の1つとも言えるかもしれない
「イマーシブ(没入)」体験ができる大空間での映像上映
最近多いですよね、どんな体感ができるのか楽しみです。
思った通りのところと、
思ったより良かったところなど、後ほどお話しますね。
ファン・ゴッホの画業を支え大部分の作品を保管していた弟テオは、兄の死の半年後に生涯を閉じ、テオの妻ヨーが膨大なコレクションを管理することとなります。
ヨーは、義兄の名声を高めることに人生を捧げ、作品を展覧会に貸し出し、販売し、膨大な手紙を整理して出版しました。
その息子フィンセント・ウィレムは、コレクションを散逸させないため、フィンセント・ファン・ゴッホ財団をつくり、美術館の設立に尽力しました。ファン・ゴッホ美術館の作品を中心に、ファン・ゴッホの作品30点以上にくわえ、日本初公開となるファン・ゴッホの手紙4通なども展示し、家族が守り受け継いできたコレクションをご紹介します。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】展覧会の構成
第1章/ファン・ゴッホ家のコレクションからファン・ゴッホ美術館へ
写真や映像で家族の紹介がされています。
早く作品が観たい方は、事前に公式HPを観ておいてください
映像は3分程度なので全部観るには、ちょうど良い時間だと思います。
第2章 フィンセントとテオ、ファン・ゴッホ兄弟のコレクション
ポール・ゴーガンや浮世絵は知っているのではないでしょうか?
あまりなじみのない画家や作品が多かったですが
見やすい作品ばかりでした。
この作品からゴッホはどんな影響を受けたかな?
と考えながら観るのもいいかもしれませんね。
第3章 フィンセント・ファン・ゴッホの絵画と素描
この章はゴッホの素描や絵画がずらりと展示されています。
『ゴッホ展』なのでやっぱりゴッホの作品が観たいですよね。
ここは時間をかけてじっくり観たいですね。
目玉の1つだと思う
今回の展覧会のフライヤーやポスターにも使われている自画像。
目にしたことがあるどのゴッホよりも柔らかい印象を受けました。
年代順に展示されているので流れもみれて面白いです。
♦私は石膏像を描いた作品に興味を持ちました。
画塾で習う輪郭を描く描き方が嫌で、、、といったところが面白いと思いました。
第4章 ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲルが売却した絵画
売却されたゴッホの作品と会計簿。
美術館で家計簿を観るって不思議な感じもしますが
ゴッホ研究にとってはなくてはならないものなんですね。
ページ全部を翻訳して欲しいと思いました。
第5章 コレクションの充実
ガラスのショーケースに4通の手紙がありました。
ゴッホが描いた字、几帳面な感じがしました。
正面パネルに抜粋した訳文があるので読めなくても少し意味はわかりました。
この章で展示されているゴッホや家族が集めたコレクションは
バルビゾン派やハーグ派、象徴主義の作品、
印象派やポスト印象派といったファン・ゴッホと関連のある作品。
美術の流れの中でも
比較的観やすい時代のなので楽しめると思います。
イマーシブアート
最後にイマーシブアート(5分程度)がありました。
どこまで没入できるのかとワクワクしていました。
部屋4辺に映像が投影されていると思いきや、
一面に映像が流れているのは正面の1辺のみ。
両サイドは2m程度しか映像がないので、
臨場感を味わいたい、没入したいという方は、
より前の方に立って
視野全部映像になるところくらいで観てください。
♦私は前の方真ん中にたって観ました。
キャンパスを横から見て絵具の凹凸が感じられる場面の没入が、1番面白いと思いました。
5分程度の映像だったので
思ったよりも時間をかけずに観ることができました。
ここは撮影OKです
観てから撮影してもそんなに時間はかかりませんので、しっかり没入してください
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 所要時間は?
ゴッホ展なのでいつもより長めを予想していましたが
実際には通常と同じくらいの所要時間でした。
早い人で45分程度、
普通で1時間程度、
じっくり観る人で1時間半~2時間
一般的な展覧会と同じではないかと思います。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 混雑状況は?
ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢はまだ大混雑はしていなかったです。
私が行ったのは会期が始まってすぐの平日、11時頃でした。
チケット売り場には10名程度、
入場は待つことなくスムーズには入れました。
会場の中は結構な人でしたが、ごった返すほどではなかったです。
作品を観るには人がずっと連なっている感じで
いくつか映像がありそこは人だかりができていましたが
どれも3~5分程度なのでスムーズに入れ替わっていました。
最後のグッズ売り場も入れない、
お会計に待つということもなかったです。
これはあくまで会期最初の平日。
それにしては多かったと思っています。
これから確実に混雑すると思います。
美術館もそれを見越していて、チケット売り場やグッズの会計には
もうすでに行列のためのロープが張り巡らされていました。
予定をされている方はできるだけ早く観に行かれることをおすすめします。
(ゴッホ展混雑状況の専用Xアカウントがあるので混雑してきたらアナウンスがあると思います)
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】注意点
●傘ペットボトルはカバンの中へ (大きい傘は入口の傘置き場に)
●寒い 作品管理のため寒いです。羽織るものがあるとよいかもしれません
●再入場不可 一旦出たら入ることができません。
●撮影不可 最後のイマーシブアート(映像)のみ撮影ができました。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 チケットは?
ゴッホ展/家族が繋いだ画家の夢のチケットは
事前にオンラインチケットと当日チケット売り場で購入ができます。
チケット売り場は混雑予想をしていて、ロープが張り巡らされていました。
私が行った時で10人程度でしたが帰る時には増えていました。
やはりWEBでオンラインチケットを事前に購入しておくことをおすすめします。
展覧会の公式HPから購入手続きができます。
その他、窓口以外には
セブンイレブン、
ローソン、
e+(イープラス)
チケットぴあ、
CNプレイガイド、
などで事前に購入することができます。
ただし土日祝は日時指定が必要となります(平日は日時指定は不要です)
土日祝に行く予定の方は、チケット購入したら展覧会公式HPから日時予約をしてください。
※東京会場は
土日、祝日および12月16日(火)以降は日時指定予約制
となれば、やはり展覧会の公式HPから
オンラインチケットを取った方が1番スムーズだと思います。
土日祝に行く予定されている方には特におすすめします。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】
東京会場チケット
●一般 2,300円
●大学生・専門学校生 1,300円
※9月中の平日は大学・専門学校生は無料
●65歳以上 1,600円
●18歳以下、高校生以下 無料
大阪会場チケット
●一 般 2,200円
●高大生 1,300円
●小中生 500円
※( )内は前売および20名以上の団体料金。
[チケットの主な販売場所]
◯公式オンラインチケット
◯アソビュー!
◯ローソンチケット
◯e+(イープラス)
◯チケットぴあ
◯セブンチケット
◯CNプレイガイド など
※チケットの購入時に手数料がかかる場合があります。
※土日祝、12/16以降にご来館される場合は、新たにWEBで日時指定予約が必要です
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 グッズは?
◉展覧会グッズ
◉ゴッホ美術館のグッズ
◉コラボグッズ
大阪会場では3種類のグッズがありました。
コラボグッズが欲しい方は早めに行った方が良いかもしれませんね。
■展覧会グッズ
ポストカード、クリアファイル、マスキングテープ、ミラー、ノート、Tシャ トートバックなど
■コラボグッズ
・ミッフィー「あみぐるみ」
・IZYのボトル《画家としての自画像》と《オリーブ園》の2作品(数量限定、購入数の制限有)
■ファン・ゴッホ美術館のコレクション「SKETCH!」の日本限定グッズ
・トートバック、キーフォルダー、クリアファイル、ハンカチなど
■サンエックスキャラクターズとのコラボグッズ
・すみっこぐらしやリラックマ、たればんだなどのコラボデザインのぬいぐるみ
・クリアフャイル、シール、キーフォルダー、タオル、トートバックなど(購入数に制限有)
ほかに額や複製画、靴下やてぬぐい、ひまわりの缶のお菓子、、、たくさんありました。
展覧会に行った記念に、お土産に、ピッタリのものがあると思います。
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】 巡回は?
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】は巡回(東京都美術館、愛知県美術館)します。
大阪・関西万博開催記念と大阪市立美術館リニューアル記念特別展ということで
今回は珍しく(?)東京ではなく、大阪からのスタート。
そしてこの秋、やっとですね。
東京にやってきました!!!
待っていた方は多いのではないかと思います。
愛知はもう少しお待ち下さい。来年1月に巡回します。
すこし待ち遠しいですが、
大阪会場、東京会場で販売されていたお得なペアーチケットや
ガイドとのセット券、グッズとのセット券も事前に発売されると思います。
まだ詳細が発表されていないのでこまめにチェックしておきましょう
【東京/上野】
■会場 東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36
■会期 2025年9月12日(金)—12月21日(日)
■開室時間 9:30-17:30、 金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
■休室日 月曜日、 9月16日(火) 10月14日(火)11月4日(火) 11月25日(火)
※9月15日(月・祝)9月22日(月)10月13日(月・祝)11月3日(月・祝)11月24日(月・休)は開室
【愛知/名古屋】
■会場 愛知県美術館 ( 愛知県名古屋市東区東桜1丁目13−2)
■会期 2026年1月3日(土)—3月23日(月)
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】東京都美術館 アクセスと展覧会概要
どこからもアクセスの良い「上野駅」
東京都美術館の1番の最寄り駅は『JR 線の上野駅』です。
「公園改札」を出ると目の前が上野公園です。
真っ直ぐ5分ほど歩くと正面に「上野動物園」が見えてきます。
「上野動物園」の右手に『東京都美術館』があります。
門を入ると階段とエスカレーターがあるので降りてください。
降りたところに美術館の入口があります。
♦私は日暮里駅からも行くことがあります。
「上野公園」は広く、『東京都美術館』の場所は『日暮里駅』側になるので
意外と距離は近く、歩いて行くことができます。
『日暮里駅』から、谷中霊園の中を通り、
途中、ギャラリーに立ち寄って展覧会を観たり、
カフェでお茶をしたりしてから行きます。
【アクセス/交通手段】
最寄り駅『上野駅』
◯JR線 「上野駅」 公園改札 徒歩7分
◯東京メトロ銀座線・日比谷線 「上野駅」「7番出口」 徒歩10分
◯京成電鉄 京成上野駅 徒歩10分
展覧会概要/東京会場
大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢■会場 東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園8−36
■会期 2025年9月12日(金)—12月21日(日)
■開室時間 9:30-17:30、 金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
■休室日 月曜日、 9月16日(火) 10月14日(火)11月4日(火) 11月25日(火)
※9月15日(月・祝)9月22日(月)10月13日(月・祝)11月3日(月・祝)11月24日(月・休)は開室
【ゴッホ展/家族がつないだ画家の夢】大阪市立美術館 アクセスと展覧会概要
大阪市立美術館は天王寺公園内にあります。
アクセスはとても良いと思います。
暑いですが芝生の広場や動物園もあるので1日遊ぶこともできますね。
♦私のおすすめは産地市場よってって。
地元大阪産の新鮮・安心な農産物やこだわりの加工品が沢山あります。
お弁当もお土産も買えます。
ドリンクやソフトクリームも安い!
楽しめるのでぜひ覗いてみてください。
「大阪市立美術館」
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 (天王寺公園内)
《大阪市立美術館のアクセス方法》
公共交通
■JR・Osaka「天王寺駅」/「中央口改札」
■Metro御堂筋線/「西改札」
■谷町線「天王寺駅」/「15、16、17号出口」
■近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」/「西改札口」
■阪堺電気軌道上町線「天王寺駅前駅」
■大阪シティバス「阿部野」停留所
展覧会概要/大阪会場
大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
■会場 大阪市立美術館 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 (天王寺公園内)
■会期 2025年(令和7年)7月5日(土)~8月31日(日)
■開館時間 午前9時30分~午後5時 ※土曜日は午後7時まで開館※入館は閉館の30分前まで
■休 館 日 月曜日と7月22日(火)※7月21日、8月11日、8月12日は開館
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