國學院大学博物館 レビュー 特別展アイヌモシㇼと常設展の感想、所要時間など

博物館

大学の博物館に行ったことはありますか?
入場料は無料もしくは格安なのに展示の内容や数はしっかりとしている。
私は大学の博物館って穴場だと思っていて、見つけたら行くようにしています。
今日は初めて行った大学の博物館「國學院大学博物館 」について、お話します。
どうぞ最後までご覧ください。

國學院大学博物館 レビュー「特別展アイヌモシㇼ」の感想、見どころ

ものの作品展示数よりも資料系の展示数のほうが多かったように思います。
中でも「地図」は見応えがありました。
北海道って読めない地名や山、川の名前が多いと思いませんか?
アイヌ民族が読んでいた地名を漢字に当てはめているからだとわかるとなるほど〜と思います。
私達も知らず知らずにアイヌ語を使っていた?!ということになるのではないかな?
と思うと文化にも触れているようで少し嬉しくなりました。

展示品で私が面白いと思ったのは「鮭の皮のブーツ」です。
しっかりと鮭の皮がわかります。あの生臭さを感じます。
でもしっかりとブーツです。ちょっとおしゃれにも見えました。
頂いた命は感謝して余すことなくすべてを使う。
この「鮭の皮のブーツ」からも知ることができます。
履いてみたい!作ってみたい!と思いました。
そんなワークショップがあれがば是が非でも参加したいですね。

國學院大学博物館 レビュー常設展の感想、見どころ

常設展示の作品数の多さにびっくりしました。
会場を見渡してすぐに、時間が足りないと思いました。
常設展示は3つのゾーンに分かれていました。
・考古学ゾーン
・神道ゾーン
・国学ゾーン

中でも考古学ゾーン神道ゾーンは何度も通いたいと思うくらい充実していました。
私の大好きな土器や土偶、埴輪が、出土品がわんさかです。

中でも1番面白いと思ったのが
縄文土器の縄の模様、たくさんあることを知っていました?
実際に組まれた縄、それを粘土に押し付けて実際にできた縄模様
それが引き出しいっぱいに展示されていました。
こんなにも縄模様の種類があるんだと、今まで気付きもしなかったことに気付かされました。
そこまでバリーションを持って使い分けていた(?)のも驚きでした。

国学ゾーンは國學院の歴史を観ることができました。
中でも「国学とはなにか」という言葉があるのですが
それには「国学ってなんだろう」と真剣に考えてしまいました。
なんだか深い言葉のように私は感じました。

考古学ゾーン
考古学は、主に遺跡・遺構・遺物など、地中に埋もれていた「モノ」を研究対象として、
無文字社会から今日に至る人類史を探求する学問である。ここでは、考古学陳列室の
創設以来、当館が収集してきた考古資料によって世界の中における日本列島史を俯瞰する
とともに、文学部・文学研究科考古学研究室の学術調査や、國學院ならではの神道考古学的な研究成果も交えて、この列島に生きた人々の「心」の歩みを辿っていく。

神道ゾーン
古くから人々は、信仰の「心」が込められた「モノ」を用いて、日本に根差した神々への
まつりを行ってきた。ここでは、日本各地の神社―信仰が表現される場―を中心に
行われてきたまつりに焦点を当て、そこで用いられる「モノ」と、その中に込められた「心」との関係を明らかにする。そして、時代ごと、あるいは場所ごとに多様な姿を見せる
日本文化とその基層である神道の特質にも迫る。

国学ゾーン
國學院の校名に冠する「国学」とは、日本の伝統文化に関する諸現象・事物の成り立ちと
その本質の解明を目指した学問であり、古典籍や古器古物などの「モノ」を通じて、
日本人の「心」を究明する総合的な日本文化学である。ここでは、國學院およびその
設立母体である皇典講究所関連の資料や、本学所蔵の資料・コレクションを通して、
本学における伝統文化研究・教育の実態を明らかにし、「モノ」と「心」に関する本学の
歴史と学問の展開を追う。

國學院大学博物館 レビュー「特別展アイヌモシㇼ」と「常設展」の滞在時間、所要時間、混雑状況

私は平日の午後15辞ころに行きました。
混雑はしていませんが20人ほどいました。
外部からの人、おそらく内部だろう人
あと夏休みだからでしょうか?親子連れの姿もありました。
皆さん食い入るように観ていました。
特別展アイヌモシリだけだと40分程度でしたが
常設展というんでしょうか?そちらの常設展の規模、充実度、興奮度がすごくて
常設展を観る方に時間をかけて見ました
私が費やした時間はトータルで1時間半。全部観ることはできましたが、
もっとじっくり見るための2巡はできず途中で切ろあげて展覧会場を後にしました。
また行きたいと思います。

國學院大學博物館 レビュー「特別展アイヌモシㇼ」と「常設展」の入場料は?予約は?

無料です。誰でも無料で入ることができます。
これだけのものを観れて無料でいいのかと私は思いました。
予約も入りません
好きなタイミングで行くことができるのはいいですよね。

國學院大学博物館 アクセス 最寄り駅、行き方、場所、住所

最寄り駅は多いですが、多いということは
どの最寄り駅からも離れているということでもあります。
どの駅からも約15分歩きます。
渋谷駅は駅が広いので路線によって少しかわるので注意してください。
普段の15分はどうってことなくても炎天下だとまた話は違ってきます。
渋谷駅と恵比寿駅からはバスが出ていて近くまで行くことができるので
うまく使って、安全に快適に行って下さいね。
行くまでに疲れてしまってせっかくの展示が集中してみれない、なんて避けたいですよね。

【最寄り駅】
・渋谷駅
・表参道駅
・恵比寿駅

【アクセス】
渋谷駅より徒歩
■ 渋谷駅(JR山手線・地下鉄・京王井の頭線・東急各線)から徒歩約13分
■ 渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩約10分
■ 表参道駅(地下鉄半蔵門線・銀座線・千代田線)B1出口から徒歩約15分
■ 恵比寿駅からのアクセス恵比寿駅(JR山手線・地下鉄日比谷線)から徒歩約15分

バス
■ 都営バス
・渋谷駅東口 54番のりば 学03日赤医療センター前行)「国学院大学前」下車
・恵比寿駅西口 1番のりば 学06日赤医療センター前行)「東四丁目」下車

※國學院大學には駐車場・駐輪場はありません。
博物館へお越しの際は、公共交通機関をご利用ください。
車でお越しの方は、大学施設外の近隣パーキングをご利用ください。

國學院大学博物館
〒150-8440 東京都渋谷区東4-10-28 〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
TEL : 03-5466-0359

國學院大学博物館 レビュー 「特別展アイヌモシㇼ」と「常設展」の展覧会概要(営業時間、入場料金) まとめ、注意点など

入場無料でこんな良い展示をみせてもらっていいの?と私は何度も思いました。
大好きな土偶や埴輪、土器、、、大興奮でした。
いつもはどちらかというとアート作品を観る感覚観ていました。
展示会場を見渡して、私はふと思ったことがあります。
出土品などを作品として展示されていますが
それ以上に資料であることを感じずにはいられませんでした。
過去を探る、知る、学ぶそのための大切な資料
そう思ってみるとまた違った見方ができるのではないかと思いました。
いろいろな角度から観てみる、気付かされた展示、博物館でした。

注意点は、
●傘は中に持って入れません。
入口の傘立てを使うか、折りたたみの場合はカバンに入れましょう。
●ロッカーは入口にあります。
個数が少ないので空いていないときは入ってすぐにいる係の人に聞いてみましょう。
●写真撮影はほぼできました。写真撮影禁止の作品やエリアも若干ありました。
表示がされているので注意してください。

ミュージアムショップは入口付近にあります。
今回の特別展の図録やアイヌにちなんだ商品、書籍、国士舘大学のグッズなんかもあって
面白い商品のラインナップでした。
私は購入はしませんでしたが、アイヌ関連の商品は比較的リーズナブルだと思いました。
國學院大学のレポート帳は悩んだ上に購入しませんでしたが、
次行った時には購入したいと思います。

特別展アイヌモシㇼ
■会期:令和7年6月28日(土)~9月23日(火・祝)
■会場 國學院大學博物館 企画展示室
■開館日・開館時間・会期中休暇日 開館時間:10時~18時(最終入館17時30分)
■休館日:毎週月曜日(祝日は開館)、8月12日(火)~21日(木)
■入館料 無料

國學院大学博物館
東京都渋谷区東4-10-28 〔國學院大學渋谷キャンパス内〕
TEL : 03-5466-0359

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