国立西洋美術館常設展の見どころは?所要時間は?

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日本で有名な美術館のひとつ「国立西洋美術館」1度は訪れてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?ワンコインでゴッホやピカソ、モネなどの有名が画の作品が常に見ることができる常設展は1度ならず何度でも行きたくなるでしょう。今日は国立西洋美術館の常設展についてお話します。

国立西洋美術館 常設展とは?

そもそも常設展って何?
常設展とは美術館が持っているコレクションを公開する展示の事
展示替えはあるが会期がなくいつでも作品を観ることができます。
国立西洋美術館のコレクションは凄まじく
松方コレクション(印象派の絵画およびロダンの彫刻を中心とするフランス美術コレクション)をはじめとする、絵画、彫刻、素描、版画、写本、工芸など6,000点もの作品を収蔵しています。
作品の会期は定まっていませんが、この膨大な数の作品
何度行ってもすべてを見ることができないでしょうね。

 

国立西洋美術館 常設展、見どころは?有名作品は?

まず、建物自体が作品です。
本館をル・コルビュジェが設計したのは有名ですよね。
館内に入る前の広場にはロダンが構想した「地獄の門」などの彫刻が野外展示されています。
館内1階すぐのフロアは誰でも入ることができ、ここでもロダンの彫刻が観れます。
入場料を払わなくてもこれだけ観れるのは嬉しいですね。

2階には14世紀から18世紀の作品
1階は19世紀から20世紀の作品

を観ることができます。
私は中世の絵画への興味は薄いのですがそれでも
1500年や1600年に描かれたと思うと、
今こので観れているのが奇跡のようで感慨深いものを感じずにはいられません。
2階で面白いと思ったのが

「コレクション・イン・フォーカス|Collection in FOCUS」
作品に焦点を当てて解説しているもの。
焦点を当てられた作品の横には「コレクション・イン・フォーカス|Collection in FOCUS」のシールが貼ってあるのですぐにわかります。
内容は変更されることがあるようなのですが、「額縁の保存、修復」の説明は普段見れないところなのでとても興味深かったです。

 

コレクション・イン・フォーカス|Collection in FOCUS
国立西洋美術館における額縁の保存・修復(本館2階)
幻想の実験場――「聖アントニウスの誘惑」が醸成した想像力をめぐって(本館2階)
クールベとパリ・コミューン(新館2階)
ブラックの静物画―手で触れることのできる空間を求めて(新館1階)
※展示内容は今後追加や変更されることがあります。詳細は順次ウェブサイトに掲載予定です。

 

あともう1つ面白いと思ったのが小企画展
常設展の中の企画展って面白いですよね。
それだけの作品を持っているからできる事ではないでしょうか。
私が行った時は「ピカソの人物画」が開催されていました。
企画なので34点の作品を章に分けて展示していました。
私はキュビズムの幾何学的な作品が好きで、それが観られただけでもとても嬉しい企画展でした。

小企画 ピカソの人物画
●2025年6月28日[土]-10月5日[日]
●版画素描展示室(常設展示室内)
20世紀を代表する芸術家パブロ・ピカソ(1881-1973年)は、
何よりも「人」を描いたことで知られます。彼は、生と死、戦争と平和、愛と欲望と
いった私たちを取り巻くあらゆるテーマや感情に向き合い、強い存在感を放つ人間の姿
を描き続けました。本展は、ピカソの人物画に焦点を当てることで、
この芸術家の核心に迫ろうとするものです。

 

1階は19世紀はから20世紀にかけての作品で
モネの睡蓮をはじめ、ゴッホ、ピカソ、セザンヌ、ミロ、ルノワール、ゴーガン、藤田嗣治、、、
有名な画家たちの作品がこれでもか!と展示されています。
ゴッホもピカソも好きですがジョルジュ・ブラック、ハンマースホイも好きで
これらの作品を一堂に観れたのは嬉しかったです。

国立西洋美術館 常設展 所要時間、滞在時間は?

普通でも1時間はかかると思います。
私は2階を好きなのだけじっくり見て、1階はじっくりみて2時間かかりました。
常設展って特別展を観たあとに、ちょっと立寄るくらいで観てしまうのですが
国立西洋美術館の常設展はこれだけを観に行っても全く問題ないくらいの充実っぷりです。
むしろ体力を温存して観た方が良いかもしれません。
特別展の後の行った為に好きな作品にしか体力時間をついやすことができなかたったので
次からはついてではなく常設展だけに行こうと思いました。
常設展の中に企画展示もあるので何回行っても楽しめると思います。

国立西洋美術館 常設展チケット、料金は?無料?

常設展のなんと!ワンコインの一般/500円です。
特別企画展のチケットがあれば無料で観ることができます。
期間中何度でも入れるパスポートもあります。
そしてなんと!常設展は誰でも無料で入れる無料観覧日があります。
この充実度にたいしてこの価格はまさに破格。
何度でも行きたくなりますよね。

●拝観チケット
購入場所/オンライン、窓口
価格/一般500円

●国立西洋美術館常設展パスポートチケット
購入場所/窓口
価格/1,300円(税込)
有効期限/ご購入当日~2026年3月31日

原則毎月第2日曜日は常設展無料観覧日「Kawasaki Free Sunday」
(原則毎月第2日曜日)国際博物館の日(5月18日)文化の日(11月3日)
※常設展のみ無料となります。

国立西洋美術館 アクセスは?場所、行き方

国立西洋美術館は上野公園の中にあります。
上野公園って広いんですよね。
使う電車、地下鉄によって大きく変わります。

・JR上野駅…公園口→徒歩1分
・京成上野駅…正面口→徒歩7分
・東京メトロ銀座線・日比谷線…7番出口→徒歩8分

1番わかりやすく近いのはJRを使うことです。
上野駅の公園口改札を出ると目の前がもう上野公園
真っすぐ1分歩くと右手にあります。

他の路線では
都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅/徒歩約15分
ここからだとアメ横を通ることができるので
少しお買物を楽しんでから美術館へ、または帰りに立ち寄るなんてこともできます。

東京メトロ千代田線 根津駅/徒歩約20分
ここからだと不忍池を散歩して、上野東照宮を観てなど
散歩や観光してから美術館に行くことができます。
今の季節蓮の花を観ることができるので立ち寄るのもいいですね。

国立西洋美術館
■〒110-0007東京都台東区上野公園7番7号
■開室時間9:30~17:30
■金曜・土曜日 9:30~20:00 ※入室は閉室の30分前まで
■毎週月曜日休館日
※ただし、月曜日が祝日又は祝日の振替休日となる場合は開館し、翌平日が休館
※年末年始(12月28日〜1月1日)

 

国立西洋美術館 常設展 まとめ

どなたにもおすすめしたい、国立西洋美術館の常設展
いつ行っても楽しめるというのがまたいいですよね。
無料観覧日があるので普段美術館あまり行かない方を誘って行って観るのもいいですよね。
ワンコインで名画に出会える国立西洋美術館 常設展ぜひ行って見てください

合わせてご覧ください
https://art-biyori.com/seiyoubijyutukansobyou-198

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