東京ステーションギャラリー「インド更紗展』所要時間や混雑状況、見どころなど

工芸

『布好き』ではないですか?『インド更紗』ご存知ですか?
日本の染めにも大きな影響を与えた『インド更紗』の展覧会が始まりました
『布好き』にはたまらない展覧会だと思います。
東京ステーションギャラリー/『インド更紗 −世界をめぐる物語』
見どころや所要時間、混雑状況などについて今日はお話します。どうぞ最後までご覧ください。

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』の見どころは?

展覧会について

インド更紗はインドで生まれた
木綿布の染料を使って染め上げられたのことで
衣服や宗教儀式、室内装飾に使われた来ました。

1世紀にはアジアやアフリカへ、17世紀にはヨーロッパ
そして日本へも渡ってきました。
繊細で濃蜜な模様、伸びやかな大胆な構成が特徴なインド更紗は
世界中の装飾美術や服飾に影響を与えました。

その魅力あふれるインド更紗に魅了されたカルン・タカール氏が
長年に渡って収集した珠玉のコレクション日本初公開となる展覧会
『インド更紗 −世界をめぐる物語』です。

 

見どころについて

『インド更紗 −世界をめぐる物語』の作品数60点
美術館の3階と2階が展示フロアーです。
数字だけ見ると多くない印象を受けますが
1点1点がとても特徴的で、素晴らしい作品ばかり、見ごたえのある展覧会です。

最長8メートルのやベットカバーサイズの大きな更紗
各国から依頼を受けて創られた更紗
貴重だった更紗を余すことなく使ったのが
パッチワークのようにつなぎ合わせて仕立てられた帽子や衣服など

 

全部見どころではないかと言ってもいいくらいです。

 

作品1つ1つに付いているキャプション
染め描かれているモチーフの説明がされていて
その説明を読みながら鑑賞していくと
世界観を知ることができてとても面白いです。

 

展示途中、3階展示終盤には
インド更紗がどのような手順で染められていくかを説明するパネル展示が有ります
とてもわかり易くその解説をみてから作品を観ると
丁寧な作業の積み重ねから出来上がったことがよりわかると思います。

 

一押し作品について

『インド更紗 −世界をめぐる物語』で私がが特に気になった作品は
『白地聖母子文様儀礼用布』

特別な依頼を受けて創られた更紗で
インドやスリランカのカトリック教会で祭壇の装飾に使われたと考えられているもの

横長の長方形の四隅に天使、
中央付近には左手にキリスト、
右手に帆船を持って三日月の上にたった聖母。
廻りには星 が配置されています。

赤のみで染められていれ濃淡はないので
イラストのようにポップな印象を受けました。
普通なら真ん中に配置されそうな聖母が
中心より左側に配置されているのが意外な感じがしました。
トリックではない職人さんが創ったからできたデザインではないかな?と
そのセンスがとても魅力的で個人的には一押しです。

 

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』の所要時間は?

『インド更紗 −世界をめぐる物語』は所要時間は90分くらいかかると思います。
作品ごとに説明のキャプションがついているので
説明を読んで、作品と照らし合わせて、と観ていくと時間がかかります。

染めをされている方、布好きな方の所要時間は
90分以上〜120分くらい
普段よりも少し長めになるのではないでしょうか。

私は120分滞在していました。
布が好きなので夢中になって見ていたらあっという間でした。
キャプションを全部読んで、作品と照らし合わせて見ました。
この布が我が家にあったら、、、なんて妄想するのも楽しかったです。

会場の中に数カ所椅子があるので
休憩しながらゆっくり鑑賞されることをおすすめします。

 

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』の混雑状況は?

『インド更紗 −世界をめぐる物語』には平日午前中に行きました。
チケット販売や入場に並ぶことはありませんでしたが
会場内は思ったより人がいました。

 

常にフロアーに50、60人位はいてひっきりなしに入ってきます。
どこの作品にもキャプションの読む人が2,3人重なっている感じでした。

作品自体は大きいものもあるので
観れない、観づらい、ということはありませんでした。

 

東京駅直結なので、いつ行ってもそれなりの人がいると思いますが
やはり平日午前中もしくは午後遅めの時間が空いていると思います。
おそらくこれからもっと布好きな人が来館されると思います。
気になっている方は早めにいくことをオススメします。

 

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』のチケット購入方法は?

『インド更紗 −世界をめぐる物語』のチケットの購入方法は
「東京ステーションギャラリー」の入口にある券売機たはオンラインから購入できます。
入場料は変わりませんが、比較的スムーズに入場できるオンラインチケットをオススメします。

 

東京ステーションギャラリーで1度入場するに並んだことがありました。
行列はドームに沿うように1列に続いていて
チケットを持っていない人もオンラインチケットを持っている人も同じ列した。

同じ列なので入場に混雑して行列ができていると、
オンラインチケットを持っていても待ちます。

ですがオンラインチケットを持っているとだと
順番が列が進んだ時に受付のチェックだけなので多少早く入場できます。

多くの人がオンラインで購入すると
行列も短く、短時間で入場ができるようになりますね。

『インド更紗 −世界をめぐる物語』入場料
●一般 1,500円、
●高大生 1,300円、
●中学生以下 無料

 

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』の割引は?

東京ステーションギャラリー『インド更紗−世界をめぐる物語』の割引ですが
大人の休日倶楽部やビューカード ゴールド・JALカードSuica CLUB-A ゴールドカードを提示すると
100円の割引を受けられるようです。お持ちの方はぜひご利用下さい
※オンラインチケットでは割引は使えません

 

♦私は対象のカードを持っていないのでこの割引を受けたことはないのですが
「東京ステーションギャラリー入館50%割引券」を利用したことがあります。

すいぶん前に利用したのですが、その時で割引券が150円でした。
それで入館料が半額になるのでかなりお得でした。

「東京ステーションギャラリー入館50%割引券」は金券ショップで販売しているのを見かけます。
値上がりしていましたがそれでもまだお得に使えると思います。
見つけた時はぜひ利用して下さい※割引券はオンラインチケットで使えません

 

東京ステーションギャラリへのアクセスは?行き方、最寄り駅、改札

最寄り駅、改札

東京ステーションギャラリ−の最寄り駅は東京の玄関口『東京駅』です。
東京駅と言っても大きい駅です。出る改札口を間違えると迷うこともあります。
東京ステーションギャラリーは『丸の内北口』のドームに
東京ステーションギャラリーの入口があります。

行き方

JR 線で東京駅に着いたらとにかく『丸の内北口』を目指してください。

東京メトロで「東京駅」「大手町駅」「二重橋駅」 に付いたら
とにかく「M12」出口を目指してください。

『丸の内北口』ドームの中をぐるっと見渡すと
「東京ステーションギャラリー」の入口横
開催中の展覧会の大きなポスターがあるので、それを目印にして下さい。

私は東京メトロ丸の内線で行くことが多いです。
出口を間違えると一瞬迷います。

丸の内だけ覚えていて「北口」と「南口」を間違えたこともあります。
それくらいの間違えなら大丈夫。

ドームから一旦外に出て、建物に沿って50mくらい歩くと北口に着きます
なんなら美しい建物を写真撮影することもできるのでラッキーです。

アクセス/交通手段

電車を利用する場合

●JR線「東京駅」 丸の内北口 改札前
●東京メトロ丸の内線「東京」駅(約3分)
●東京メトロ東西線「大手町」駅(約5分)
●東京メトロ千代田線「二重橋前」駅(約7分)

東京ステーションギャラリー(JR東京駅 丸の内北口 改札前)
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1

 

東京ステーションギャラリー『インド更紗展』のまとめと展覧会概要

貴重なコレクションはどれも世界観があって魅了されます。
職人の技術だけでなくセンスがと絶妙で魅力的なインド更紗
日本初公開のコレクションは見逃せません

布好きや、染めをされている方絶対見てほしい
インド好きにもたまらない展覧会だと思います。

 

『インド更紗 −世界をめぐる物語』
■会場 東京ステーションギャラリー(JR東京駅 丸の内北口 改札前)
■会期:2025年9月13日(土)~11月9日(日)
■休館日:月曜日(ただし9/15、10/13、11/3は開館)、9/16(火)、10/14(火)
■開館時間:10:00~18:00(金曜日~20:00)
※入館は閉館30分前まで

 

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