あのゴッホの「ひまわり」が日本にあるなんて信じられますか?
海外でしか、特別な展示でしか観れないと思っていませんか?
ゴッホの「ひまわり」が観れる美術館は?
いつ観れる?いつまで観れる?
SOMPO美術館にひまわりがあるって本当?
SOMPO美術館にはゴッホが描いた「ひまわり」の絵があります。
「ゴッホ」「ひまわり」、知らない人はいないでしょう。
美術の教科書で目にしたことがあるでしょう。
海外に行かないと観れないと思っていませんか?
ゴッホ展が開催されないと観れないと思っていませんか?
日本で、東京の新宿にある
SOMPO美術館で比較的簡単に観ることができます。
実はゴッホはひまわりを7点描いていて
その中の1点が新宿のSOMPO美術館にあります。
他の5点は
アメリカ の個人蔵
ドイツの美術館 ノイエ・ピナコテーク
イギリスのロンドン ナショナルギャラリー
オランダのアムステルダムのファンゴッホ美術館 (ノイエ・ピナコテーク所蔵)
アメリカのフィラデルフィア美術館
ん?もう1点は?ですよね
1点のひまわりは実は日本にありました。
兵庫県芦屋市、実業家の山本 小谷田氏が所蔵していて
邸宅の壁に飾られていましたが
1945年8月6日に第2次世界大戦の空襲により消失したため
今この作品は存在しておらず
ただ レプリカで復元され 徳島県鳴門市 大塚国際美術館で観ることができます。
話を戻して、、、
SOMPO美術館ではゴッホが描いたひまわりの実物を観ることができます。
このひまわりは5点目に描かれた「15輪のひまわり」で、
1888年、耳切り事件の数週間後 療養院にて書かれたものです。
「耳霧事件」これだけでも知って観てみると
ゴッホはどんなことを想って描いたんだろうと考え
また違った迫力を感じるかもしれませんね。
SOMPO美術館のひまわりは本物?
本物です。
ゴッホが描いたの「ひまわり」です。
一時はSOMPO美術館の「ひまわり」が
贋作 であるという説がささやかれたこともありました。
ゴッホ美術館の学芸員が調査を行い
ここに来るまでの経緯が調べられ
ゴッホ本人が書いた本物であるということが証明されています。
本物の「ひまわり」が日本にあって身近に観れるなんて
私はとても素晴らしく嬉しいことだと思います。
SOMPO美術館のひまわりはいつまで観れる?
今のところ永久的に所有権はSOMPO美術館なので
いつでも観れると思います。
今のところ と言った訳は裁判を起こされたからです。
「ゴッホのひまわり」は
原告の親族であるダヤ系ドイツ人が1930年代に所有していたもので
ナチスの圧力により強制的に売却させられた。
その後 1987年にクリスティーズで競売にかけられ
損保ジャパンの前身の一つである 安田火災保険が
当時の海が史上最高額となる3990万ドル(当時の為替換算)で落札。
原告が訴えているのは
そのオークションでひまわりの来歴を無視して落札したというもの
そしてその絵画の返却 もしくは約9900億円の懲罰的損害賠償を求めている損保ホールディングスは
絵画の購入は適法であったと主張し、争う姿勢裁判は現在も係争中
まだ判決が出いないんです。
この裁判の行方が気になります。
何で今さら訴えるんだろうというところは疑問ですが
判決によっては、、、、ちょっと考えたくないようなことも。
私はずっと新宿のSOMPO美術館で観ていたい!
いつまでもここにいてくださいという思いも込めて
ゴッホの「ひまわり」を観ています。
SOMPO美術館のひまわりはいつみれる?
常設展示になっているので
展覧会の会期であればいつでも見ることができます。
残念ながら常設展はないので
企画展を開催している時を狙って行くしかありません。
以前はゴッホのヒマワリを含む所蔵作品のための部屋があり
そこに展示されていましたが
リニューアルされてからは企画展示の一番最後の場所
3階の出口間際のスペースに設展示されています。
向かいには小さいですが4人ほど座れる長椅子があり
ゆっくり見ることもできます。(前を人が通りますが、、、)
私個人的には以前の部屋になっている展示の方が好きで
誰もいない部屋で随分長い時間ゴッホのひまわりを観ていたことがあります。
ただその時は撮影は出来なかったのですが
2021年から撮影がOKになっています。
人物を入れての記念撮影のようなものはできませんが
携帯で撮影して待ち受けにすることもできるなんて
さらに身近に感じて嬉しいですね。
特別な作品だけど観るのは特別困難ではありません。
観てみたかった、ゴッホが好きという方におすすめです。
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