2025年どんな展覧会に行きましたか?印象に残っている展覧会はありますか?
今年もたくさんの展覧会を観に行きました。あのワクワクをもう1度、今年1年を振り返って
『あの展覧会は面白かった!』という展覧会を3つ選びました。たくさんあるので今日は
作品も良かったけど、展示の方法や見せ方が凄く面白かった!というベスト3選について
お話します。どうぞ最後までご覧ください。
2025年まとめ 行って良かった展覧会インパクトNO.1
今年1番凄かった展覧会ではないかと思います。
チケットを取るのも大変でしたし、会場は常に混雑をしていました。
2025年6月28日〜11月3日まで横浜美術館で開催されていた
佐藤雅彦展 新しい × (作り方 + 分かり方)
この展覧会は普通の作品が展示されている展覧会とは違って
コマーシャルやピタゴラスイッチなどの作り方を紐解いていくような展覧会で
佐藤雅彦さんの頭の中を覗いているような、講義を受けているような感じで
特別ではない普通の毎日の中にワクワクすることがたくさんあって、
それを発見してカタチにしていくことの面白さを観て体験できた展覧会でした。
飽きることなく5時間も展覧会場にいたのは初めてかもしれません。
それでも『計算の庭』はできなかったのでちょっと心残りがあります。
グレードアップした佐藤雅彦展を何年後かにみてみたいな〜と希望します。

2025年まとめ 行って良かった展覧会インパクトNO.2
最近まで開催していたので記憶に新しいと思います。
とにかく光がとても綺麗で本当に宝石の世界を冒険しているような感覚になりました。
国立新美術館/ブルガリ カレイドス 色彩・文化・技巧
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古代ローマの皇帝カラカラが造営した浴場のモザイクのパターンと
東京のシンボルツリーのイチョウから考案された会場
壁や仕切りがアルミやアクリル、色のパネルで曲線的に創られた空間
ジュエリーがキラキラと美しく輝く照明
本当にうっとりするとても美しい空間で
会場案内図を観なくても自然に誘導されるように会場内を巡ることができました。
ジュエリーの世界を巡る旅をしているようで
何も気にすることなく、ジュエリーに没入できる空間でした。
『ブルガリ』というブランドに興味がなくても
『ブルガリ』って凄い!と唸る展覧会でした。

2025年まとめ 行って良かった展覧会NO.3
万博に行って実際に体感して、展覧会としてみて大興奮しました。
2025年を象徴するような展覧会ではなかったでしょうか?
森美術館/藤本壮介の建築 原初・未来・森
(2025年7月2日~ 11月9日)
私は先に関西大阪万博に行って大屋根リングを観て歩いてから展覧会にいったのですが
構想のメモや、構造の説明は観ながら、実際に大屋根リングを歩いた時の情景が浮かんできて
感動を2度味わえた気分でした。
この展覧会は建築の展覧会で、展覧会の会場に入ってすぐの大きな空間に
上から吊るされたり、高低差の在る台に置かれていたり、無数の建築模型が
空間いっぱいいっぱいを使った展示は圧巻でした。
かと思えば本を読む空間のようで、ぼんやりとする空間のようでもあって
外を眺めたりもして、、、と『間=あわい』、ゆるさのあるゆらぎを感じる空間があったり
空間や建物をとおしてと人との関わりや自分自身との関わりをみつめる
そんな静かな深い体感をさせてくれる展示でした。

展覧会の概念を壊すような面白い展示だったと、2025年を振り返って改めて思いました。
来年はどんなワクワクする展覧会が開催されるのか、楽しみですね。
皆さんが観た展覧会はどうでしたか?
私のベスト3は、、、なんて一緒に振り返って貰えたら嬉しいです。
次は作品が良かった!!!というベスト3をお話しますね。

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