大阪・関西万博の《大屋根リング》知らない人はいないのではないでしょうか?
まだ行っていない方は行きたくなると思います。
私は実際に《大屋根リング》に行きました。
あの時体感したワクワクがの興奮が呼び起こされるようなとてもおもしろい展覧会です。
森美術館で開催中の【藤本壮介の建築:原初・未来・森】について今日はお話します。
どうぞ最後までご覧ください。
森美術館/【藤本壮介の建築:原初・未来・森】 レビュー 見どころや感想
「藤本壮介」の名前は知らなくても
大阪・関西万博の象徴《大屋根リング》を考えた人
といったら知らない人はいないのではないでしょうか?
実際には観たことがなくても、テレビ観たことが1度はあるのではないでしょうか?
私は実際に大阪・関西万博に行って《大屋根リング》体感してきました。
《大屋根リング》を観たかった、実際に上に上がって見たかったから
大阪・関西万博に行ったといってもいいくらいでした。
大阪・関西万博に行ってから展覧会を観るか
展覧会を観てから大阪・関西万博に行くか、悩みましたが
前者の、万博に行ってから展覧会を観ました。
なので見どころで一押しなのが
〘セクション5:開かれた円環〙
圧巻なのが、実際に中に入って体感できる、大屋根リングのの1/5模型
模型の床には白い人の模型が配置されて、
まさにこんな感じ!
それ以上に自由に過ごしていたと実際の情景が思い出されました。
通り抜けると壁には一面スケッチが展示されています。
時系列になっていて、
初期段階から完成形までの試行錯誤が観れてとても興味深かったです。
最初はぐちゃぐちゃながらもスッキリしていて
途中、色々変わって行って、最後に整う
やっぱりすんなりと行かなったのね と試行錯誤の跡がて取れます。
原寸大の「貫」工法の試作 とても面白かったです。
重くて太い柱と梁を強度を持たせて、かつ美しく、開放感あるものにする
それを実現するために、日本の伝統的な木道建築の技法が採用されていることは
とても素晴らしいことだと思いました。
伝統をさらに現在の技術でパワーアップさせる
日本の技術力って、団結力って、本当に凄い
世界に誇れますね。
私、建築模型って 面白さがいまひとつ分からなかった のですが
《思考の森》では模型が上から吊られていたり
台の高さがばらばらで、ちょっと見上げてみたり、しゃがんでみたり
ただ観るだけではない体感できる展示でした。
太いゴムを巻いただけ、紙をくしゃをしただけ
麦を円形に突き刺しただけ、透明な糸をほどいただけ
マッチ箱をあけて積み重ねただけ、木の枝を組んだだけ
身近のあるものでもゆくゆくは建築になる???
そう思うと ワクワク しました。
建物って内と外を分けるもの、区切るものだと思っていました。
なのでこの3つの柱にはもう衝撃しかないです。
自分がどうあるか
人と人との関わり
人と自然との関わり
曖昧な部分がとても心地よく
すんなりと受け入れ受け止めれる
こんな建物が増えたら
個人的なことだったり社会的なことだったり、今抱えている問題が少なくなって
すべてが穏やかに楽しく過ごせるのではないかと思いました
そんなことができる将来が楽しみで
そんなことを思える建築って面白いと思う展示フロアーでした。
あと1つぜひ体感してほしいと思うのが
《あわいの図書室》
あわい=間、
揺らぎ
図書室となっていますが、本を読んでも読まなくてもいい
なんとなくでいい、ぼんやりとでいい、
やる、やらない、読む、読まないといった
0%か100%かではなく
5%、20%、48%でも78%でもいい
それを体感する空間、ちょっと【禅】のようだなとも思いました。
私はこの部屋に2回行きました。
1回目は夕方、外の景色が霞がかっていて、まさにぼんやりとした感じでした
椅子に書かれていたワードで気になったところに座り本を観ました。
2回目は全部見終わった後、この展覧会を締めくくろうと思って行きました。
すっかり夜になっていて景色は変わっていました。
ぼんやりと景色を眺めて過ごしました。
本展は、藤本にとって初の大規模個展です。
活動初期から世界各地で現在進行中のプロジェクトまで8セクション構成で網羅的に紹介し、約30年にわたる歩みや建築的特徴、思想を概観します。
展示には、模型や設計図面、竣工写真に加え、インスタレーションや空間を体験できる
大型模型、モックアップ(試作モデル)なども含まれ、建築に携わる人だけでなく、
だれもが藤本建築のエッセンスを体感できる、現代美術館ならではの展覧会です。
さらに藤本による未来の都市像の提案を通し、建築の存在意義や可能性についての考察も試みます。環境への配慮、人と人との変わりゆく関係性、分断されたコミュニティをつなぐ機能、
テクノロジーの発展に影響される生活など、今日、建築や都市には
従来以上の役割を担うことが求められています。
そのような時代に、建築は私たちの暮らしをどう変えうるのか。
藤本の実践をとおして、みなさんとともに考えます。
森美術館/藤本壮介の建築:原初・未来・森 レビュー 所要時間、滞在時間、混雑状況について
平日の夕方に近い時間に行きましたが
チケットを買う行列はなくスムーズに会場に入ることができましたが
会場には大勢の方がいました。
1番多いと感じたのは1番は地面フロアー《思考の森》です。
1つ1つじっくりと観ている方が多かったです
ただ会場は広く、色々回遊できるようになっていて観る順番も自由なので
混雑は全く感じなかったです。
映像がいくつかあって椅子が置いてあるのですが
その椅子が埋まっていることはありましたが、10分程度の映像なので
ほかを先に見ているとすぐに空いて座って観る事ができました。
どんな順番で観てもいいのは自由でいいですね
私は2時間半滞在していました。
《思考の森》で観た模型が他のセクションで解説されていたら、
また戻って模型を観て、映像を全部見て、
セクション3:あわいの図書室は時間をあけて2度行きました。
会場に入ったのが夕方だったので日が沈む前と、夜景と観て
おそらくいつもよりも時間がかかると思います。
最低でもいつもの+30分くらい は観ていたほうがよいかもしれません。
それくらいあっという間で楽しめる展示内容です。
2,3時間滞在しているなんて方は多いと思います。
いつもより時間を多い目にみて、ゆったりとした時間で行くことをオススメします。
【森美術館/藤本壮介の建築:原初・未来・森】 レビュー チケット、購入方法、割引など
■ チケット、購入方法など ■
チケットはオンラインと当日窓口で購入することができます。
森美術館のHPでは混雑緩和のため日時指定制、オンラインでの購入を勧めていて
当日は空きがあれば購入できますと案内していますが
オンラインで購入するメリットは200円の割引になります。
なのでオンラインで購入してから行くとスムーズに入場できる上にお得に行ける、
一石二鳥なのでオンラインでの購入をオススメします。
オンラインの購入で気をつけたいことが2点あります
◉スムーズに入場できるのは「森美術館オンラインチケット」からの購入のみで
「アソビュー」や「Klook」から購入した場合は
当日窓口でチケットに引き換えしなくてはいけません。
場合によっては引き換えるのに待つこともあるのでご注意ください。
◉チケット購入後は一切の変更ができません。ご注意ください。
ただ、オンラインチケットは直前でも購入することができます。
1番のおすすめは、観に行く事が確実になってから、森美術館オンラインチケットでする
私は森美術館へ向かっている電車の中でオンラインチケットを購入しました。
行く日は決めていたのですが、何時に行けるかわからなかったので
確実に分かってから購入しました。
直前でも購入できるのは嬉しいですね。
森美術館は「ぐるっとパス」の割引対象の施設だったのですが
割引が200円で、窓口で購入しないといけなかったので
そうすると同じ割引でスムーズに入れたほうがいいな〜と思い
今回は「ぐるっとパス」は使うのをやめてオンラインで購入することにしました。
料金
【平日/窓口】
一般 2,300円
高校・大学生 1,400円
中学生以下 無料
シニア(65歳以上)2,000円【平日/オンライン】
一般 2,100円
高校・大学生 1,300円
中学生以下 無料
シニア(65歳以上)1,800円【休日/窓口】
一般 2,500円
高校・大学生1,500円
中学生以下 無料
シニア(65歳以上)2,200円【休日/オンライン】
一般 2,300円
高校・大学生1,400円
中学生以下 無料
シニア(65歳以上)2,000円※事前予約制(日時指定券)を導入しています。専用オンラインサイトから「日時指定券」をご購入ください。
※日時指定枠に空きがある場合は、当日、窓口にてチケットをご購入いただけます。
※当日、日時指定枠に空きがある場合は、事前予約なしでご入館いただけます。
■ 割引、クーポン、など ■
割引はいくつかって1番魅力的なのは「リピーター割」だと思います。
2回目以降半額!って凄く嬉しくないですか?
近くならもう1回観に行きたくなりますね。
あと、平日限定ですが友人同士で行く予定なら「グループ割」が嬉しいですね。
みんなであれこれ話しながら観て廻れる展覧会なのでオススメです。
どちらも「森美術館オンラインチケット」での購入した場合の割引きなのでご注意ください
詳しくは「森美術館公式HP」でご確認ください。
その他、他の美術館との相互割引など割引はたくさんあります。
美術館巡りや旅行の計画に合う方はぜひ検討してみてください。
詳しくは「森美術館公式HP」でご確認ください。
■リピーター割(2回目半額)
森美術館オンラインチケットサイトで
「藤本壮介の建築」展のチケットを購入、使用した方限定
チケットを使用した翌日に、発行される半額割引クーポンを利用して
森美術館オンラインチケットサイトで購入する■グループ割
森美術館オンラインチケットサイトで
平日の日時指定券を4枚以上ご購入すると1枚分が無料■あとろ割(一般/200円引き)
六本木アート・トライアングルでは、国立新美術館、サントリー美術館、森美術館で
開催中の展覧会チケットの半券で他の2館の観覧料が割引になるお得な相互割引■パスポートサイズの「ミュージアムリンク・パス」
森美術館(東京)・金沢21世紀美術館(石川)・ベネッセアートサイト直島(香川、岡山)の3美術館めぐりにお得な「ミュージアムリンク・パス」■ぐるっとパス(一般/200円引き)
「ぐるっとパス」のご利用で、森美術館、東京シティビューの当日窓口料金から割引
森美術館/【藤本壮介の建築:原初・未来・森】 レビュー 注意点
ところせましと繊維な模型が展示されています。
♦カバンはできるだけロッカーに預けたほうが良いと思います。
私は少し大きめのショルダーバックだったのですが、
警備員さんに「カバンはロッカーにい願いします」と声をかけられました。
ロッカーはエレベーターを降りてぐるっとまわった入場受付の左手横にあります。
警備員さんも教えてくれるので大丈夫です。
スーツケースなどの大きい荷物はワイヤー錠付きの荷物置きスペースがあったので
そこに置いて身軽な状態で鑑賞しましょう。
◉写真撮影と1分以内の動画撮影ができます
◉グッズの購入ができるミュージアムショップがあるので
♦お財布と携帯電話は必ず持って行きましょう
どこの美術館もそうなのですが、冷房が効いていて寒いです。
長時間の滞在になることも考えられるので、♦冷房の苦手な方は羽織るものを持参してください。
森美術館へのアクセス、行き方、最寄り駅、入り方
案外初めてでも、森ビルまでは難なく行けると思うのですが
森美術館ってどこだっけ? ってなりませんか?
私は未だになります。
私は大江戸線の「六本木駅」から行くことが多いのですが
微妙に繋がっていないので、繋げてほしいなーと行く度に思います。
1番の最寄り駅は「六本木」
地下鉄日比谷線の「六本木駅」が1番わかりやすいです。
1C改札出て進んでいくとエレベーターが見えてくるので
それに乗ると森タワーの2階です。
すぐ左手に大きな蜘蛛の彫刻が有り、
高い森ビルタワーを右手にしながら真っ直ぐ進むと
左手奥にガラスの塔みたいな建物が展望台・美術館の入口(ミュージアムコーン)です。
螺旋状の階段、またはエレベーターで上がったところが3階受付です。
混雑している時は螺旋階段のところまでズラッと列ができています。
観たい展覧会によって列が違うので確認してから並びましょう。
列がなければそのまま進むと正面に発券機、左手有人窓口です。
◉「森美術館オンラインチケット」を持っている方はそのままゲートに進んで
QRコードをかざすとエレベーターフォールに入ることができます。
◉アソビューなどのオンラインで購入、各種割引を利用される方は
有人窓口でチケットに引き換えができます。
チケットに引き換えてからゲートに進みましょう。
◉当日券は発券機で購入ができます。
スタッフのかたが誘導してくれるので安心です。
高速エレベーターで52階へ
降りるとまたスタッフの方が誘導してくてます。
くるっと回って進んだら展覧会場の入場受付があります。
ロッカーで荷物を預けたら、受付でチケットのQRコードをかざして入場
眼の前のエレベーターに乗ってい降りた53階が森美術館です。
交通手段・最寄り駅
【 電車 】
・東京メトロ日比谷線 「六本木駅」1C 出口 (コンコースにて直結)
・都営地下鉄大江戸線 「六本木駅」3 出口
・東京メトロ南北線 「麻布十番駅」4 出口
・東京メトロ千代田線 「乃木坂駅」5 出口【バス(六本木ヒルズまで)】
■渋谷方面より
都バス RH01系統(渋谷~六本木) 「六本木ヒルズ」「六本木けやき坂」
都バス 都01系統(渋谷~新橋) 「六本木駅前」「EXシアター六本木前」
都バス 渋88系統(渋谷~新橋) 「六本木駅前」「EXシアター六本木前」■新橋方面より
都バス 都01系統(渋谷~新橋) 「六本木駅前」「EXシアター六本木前」
都バス 渋88系統(渋谷~新橋) 「六本木駅前」「EXシアター六本木前」■品川、五反田方面より
都バス 反96系統(品川・五反田~六本木) 「六本木駅前」「六本木ヒルズ」
【森美術館/藤本壮介の建築:原初・未来・森】 レビュー まとめと展覧会概要
建築って面白いと思えた展示でした。
建物って囲われていたり、ちゃんと仕切られていたりして
内と外を分けるもの、区切るものだと思っていましたが
開けているのに守られていたり、その境目の曖昧さが絶妙でだと思いました。
興味が湧いてきて、この建物を実際に観てみたいと思ったものが結構あります。
将来が楽しみで ワクワク してきました
とても良い展覧会でした。
建築好きな方はもちろんですが、
デザイン好き、アート好きな方も楽しめます。
模型はお子さまにも面白いと思います。
これから大阪・関西万博に行く予定がある方にはぜひオススメしたい展覧会です。
森美術館/藤本壮介の建築 原初・未来・森
■住所 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
■会期 2025年7月2日(水)~ 11月9日(日)
■休館日 会期中無休
■開館時間 10:00~22:00
※火曜日のみ17:00まで
※ただし、8月27日(水)は17:00まで、9月23日(火)は22:00まで
※最終入館は閉館時間の30分前まで
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