新宿、初台にある東京オペラシティアートギャラリーは現代アートを企画展示する美術館です。
開放的な白い空間に展示された作品はどこを切り取ってみてもかっこいい。
現代アートが好き、興味がある方にな人におすすめな美術館です。
今日はオペラシティアートギャラリー常設展についてお話します。
どうぞ最後までご覧ください。
オペラシティアートギャラリーの常設展は?
オペラシティアートギャラリーの常設展は年4回、
企画展の会期合わせて展示替えをしています。
常設展では結構早いペースだと思います。
常設展にも関わらずしっかりとしたテーマがあり、
企画展とリンクしたテーマの時もあったりするので見応えがあってとても面白いです。
毎回テーマに合った収蔵作品を展示しています。
だからでしょうか?東京オペラシティアートギャラリーでは「常設展」ではなく
「収蔵品展」と表記されています。
東京オペラシティアートギャラリーの1階フロアーが「企画展」で
「常設展/収蔵品展」は2階フロアーになります。
1階の「企画展」、2階の「常設展/収蔵品展」どちらから観ても大丈夫です。
受付でチケットを購入したら以降はチケットのチェックはないのでそのまま入っていきましょう。
オペラシティアートギャラリー 常設展見どころは?有名作品は?
オペラシティアートギャラリーの常設展/収蔵品展の見どころ1つは
「現代美術」ではないかと思います。
オペラシティギャラリーの事業に賛同して作品を集め始めたので
主に戦後の新しい作品がコレクションされています。
白髪一雄、鴨居玲 大竹伸朗、奈良美智、舟越桂、李禹煥など多彩な顔ぶれの作家で
油彩、水彩、版画、素描、立体など多岐にわたっています。
名画を観て過去を馳せるという鑑賞ではなく
今、これから、未来を想像するワクワクするような作品鑑賞ができるのではないでしょうか。
この作家の、この作品を、このテーマの中で観たらいつもとはちょっと印象が違う
そんな風に感じたことが私はありました。
いろいろな見方、感じ方をガイドしてくれるようで
いつも新鮮な気持ちで作品を観ることができてとても面白い常設展/収蔵品展だと思います。
ワクワクするというところでもう1つの見どころがあります
国内の若手作家の紹介を行う「project N」シリーズ。
財団内の選考委員会で選ばれた若手作家の作品が
4階のコリドールと呼ばれている通路を利用したスペースで展示されます。
足早に通りすぎるのはもったいないくらい面白い観点で表現された作品が展示されています。
スペースを自由しっかりとしているので行くたびに楽しみの1つになっています。
寺田コレクションには日本を代表する抽象画家・難波田龍起(1905-97)の
油彩、水彩、版画など約350点以上が含まれており、コレクション全体の軸となっています。
また、その次男・難波田史男(1941-74)の作品も280点以上が収められており、
難波田龍起と史男父子の作品を集めたコレクションとしては最大級のものと言えましょう。
そのほか寺田コレクションには、相笠昌義、赤塚祐二、麻田浩、荒木高子、有元利夫、
磯見輝夫、内田あぐり、大竹伸朗、大野俊明、小川待子、奥山民枝、郭仁植、加納光於、
鴨居玲、川口起美雄、桑山忠明、白髪一雄、鈴木治、鄭相和、崔恩景、堂本尚郎、
堂本右美、奈良美智、西田俊英、西野陽一、野田裕示、野又穫、箱崎睦昌、長谷川潔、
二川幸夫、舟越桂、舟越保武、保田井智之、松谷武判、村井正誠、村上友晴、山田正亮、
山本明比古、吉澤美香、李禹煥などを含む、多彩な顔ぶれの作家達が含まれています
故難波田龍起氏の遺志を受け継ぎ、国内の若手作家の紹介を行うシリーズとして「project N」を企画展と同時に開催しています。財団内の選考委員会で選ばれた若手作家の作品は4階のコリドールで展示されます。
オペラシティアートギャラリー 常設展 チケットは?予約は?
この「収蔵品展 (常設展)」だけを観るチケットはありません。
企画展とセットになったチケットです。
日時指定の予約も通常はいりません。
企画展のチケットは当日窓口で購入することができます。
事前にオペラシティアートギャラリーの公式HPから事前に購入もできますが
チケットの購入窓口と、チケットをチェックする窓口が同じなので同じ列に並ぶことになります。
スムーズに入場できるというオンラインチケットのメリットがありませんが
前売りは少し割引になるので、絶対行く!というときはオンラインチケットが良いと思います。
私はオペラシティアートギャラリーに行くときはいつも「ぐるっとパス」を使います。
オペラシティアートギャラリーは入場無料の施設です。
一般で入場料1600円(難波田龍興展の場合)するので「ぐるっとパス」を使わない手はないでしょう
オペラシティアートギャラリーは「ぐるっとパス」で入場するのがおすすめです。
オペラシティアートギャラリー アクセス、最寄り駅、行き方、場所
東京オペラシティアートギャラリーは新宿から近い初台にあります。
しかもこの季節特に嬉しい駅直結の美術館です。
雨にも濡れず、日差しにも当たらずに行くことができます。
改札を出て通路を歩くと自然と東京オペラシティに着きます。
が、東京オペラシティの中が少し分かりづらいです。
成城石井の脇を通って、エレベーターを使って3階に上がるのが1番わかりやすかもしれません。
ミュージアムカフェはありませんが東京オペラシティにはたくさんの飲食店が入っているので
鑑賞前や鑑賞後にランチやお茶することもできます。
ミュージアムショップは「Gallery 5」が美術館を出たすぐにあります。
私はいつも立ち寄って企画展の図録をチエックします。
展覧会グッズは少ないですが、アートブックなど厳選された書籍があるので
展覧会を観て刺激されている感情をさらに刺激されるので思わず手にとってしまいます。
【最寄り駅】
都営地下鉄新宿線「初台駅」 ※東京オペラシティビルに直結【アクセス、行き方】
●電車
京王新線新宿駅4番ホームより笹塚方面へ1つ目の駅が初台駅です。
後ろ寄り(新宿寄り)の車両に乗車すると、初台駅東口近くに止まり便利です。●バス
《 渋谷駅西口バスターミナルよりバス約20分 》
◉京王バス
「中野駅行」渋64
「中野駅行」渋63 「東京オペラシティ」下車
◉都営バス
「阿佐ヶ谷駅行」渋66 「東京オペラシティ南」下車《 新宿駅西口よりバス約10分 》
◉都営バス
「中野車庫行」宿41
「中野駅行」宿45 「幡ヶ谷不動尊」下車
東京オペラシティアートギャラリー
■住所:東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティビル3階
■電話番号:050-5541-8600■開館時間 11:00 ─ 19:00(入場は18:30まで)
*ただし、展示により変更の可能性があります。
■休館日 月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
展示替期間中、年末年始、全館休館日(2月第2日曜日、8月第1日曜日)
*休館日は展覧会により異なります。詳しくは各展覧会のページをご覧ください
オペラシティアートギャラリー (東京、新宿、初台) まとめ
オペラシティアートギャラリーは様々なタイプの展覧会が開催されていて
いつも新鮮で面白いので毎回楽しみにしている美術館です。
常設展/収蔵品展もしっかりとしたテーマがあるので2つの企画展を観るような感じで観ています。
「ぐるっとパス」が使えるので企画展が変わる度に行くこともしやすいですし
駅から直結なので便利で行きやすい、時間も遅めの19時まで(入場は18時30分)
気軽に「現代美術」を楽しみたい方におすすめしたいです。
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