始まりました「琵琶湖ビエンナーレ2025 流転/BIWAKO BIENNALE2025 FLUX」
2年に1回の滋賀県近江八幡を舞台にした芸術祭、
ずっと気になっていたのですが、ようやく行くことができました。
今日は「琵琶湖ビエンナーレ2025/BIWAKO BIENNALE2025 流転」
についてお話します。どうぞ最後までご覧ください。
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー エリアの回り方は?
琵琶湖ビエンナーレの会場は3つのエリアに分かれています。
◉近江旧市街地エリア
◉長命寺エリア
◉沖島エリア
薄々難しいとは思いつつもなんとか1日で回れないかと
会場スタッフの方にも聞いてみましたが
1日にで全部の会場を巡ることは難しい。。。とのことでした。
なので
⦿旧市街地エリア
⦿長命寺エリア+沖島エリア
最低でも2日間に分けて回ることをオススメします。
私は今回、電車とバスを使って会場まで行き
近江八幡旧市街地エリアのみを1日かけてで回りました。
次回は行けなかった長命寺エリア、沖島エリアにも行きたいと思います。
その時は追ってレビューしますね。
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー 近江八幡旧市街地エリアの回り方は?
私が今回1日でめぐった近江八幡旧市街地エリアには12の会場があります。
そのほとんどが密集していて、街は碁盤の目のなっているのでので
迷うことなく各会場に行くことができます。
それほど大きくないエリアなので、どのように回っても良いと思うのですが
スタートは旧伴家住宅がオススメです。
旧伴家住宅にはインフォメーションがあるので
ここでチケットの購入や引き換えや情報収取ができます。
パンフレットもここで入手できます。
BIWAKOビエンナーレのHPもわかりやすいですが
パンフレットにはショップで受けることができるお得情報の掲載などもあるので
ぜひ1部入手して下さい。
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー 見どころや所要時間ついて
私が今回1日で回れたのは近江八幡旧市街地エリアのみでした。
朝10時すぎに旧伴家住宅でチケットに引き換えスタートしました。
①旧伴家住宅 ② 旧西川家住宅 と回りました。
この2会場はパスポートの提示とは別に会場の入場料が必要です。
会場の資料展示も面白いので見どころだらけです。
私が楽しみにしていたのは旧伴家住宅/奥中章人のバルーンの作品
大阪・関西万博で体験できなかったのでとても楽しみでした。
様々な色に変化する球体の中に入ると大きな水のベットがあります。
大の字になって横たわるとなんとも言えない浮遊感
ゆらりゆらりと体が揺れ、光によって景色は色を変えます。
作品を通して水、空気、光や他者との関係性を感じる、とのことでしたが
私が入った時は1人だったので他者との関係性は感じられなかったのですが
光や水に包まれて、守らている感覚はありました。
念願達成、体験できて良かったです。
この2会場だけで1時間かかりました。
会場の資料も観たので思った以上のボリュームでした。
③ 西川庄六別邸
ここでは出展作家の原菜央さんとお話することができました。
陶で面白い作品を創られていて私好みでした。
必死に作品を撮影していたら
「ありがとうございます。私が創りました」と声をかけてくれました。
嬉しい出会いです。
日本が日本になる前から持っていた感性を思い出すように
土で創造した日本の神話やをテーマにした作品で
ユーモアが効いててとても面白い。
作家御本人も魅力的な方でこれからも作品を観続けて行きたいと思いました。
嬉しい出会いもありこの会場だけで1時間ほど費やしました。
お昼を過ぎていましたがもう少し観ておこうと思い回り続けました。
④カネ吉別邸
⑤藤ya
⑥まちや倶楽部
⑦山本家
⑧旧扇吉もろみ倉
と一気に回ったところで雨が降ってきたので雨宿りを兼ねて休憩です。
エリア内には飲食店がいくつかあってどこにしようか迷ったのですが
ボランティアスタッフの方に聞くといくつか教えてくれました。
私がいったお店は「食堂ヤボネシア」
滋賀県産の旬の野菜や琵琶湖の湖魚を使ったランチがいただけます。
私が食べたのは「ワカサギの南蛮漬け定食」
BIWAKOビエンナーレの鑑賞パスポート特典ということで
パスポートを提示するとセットドインクが100円引きになります。
もし行かれる方は
「パスポート持ってます!」としっかり提示して下さいね。
ゆっくりしていたら雨もやんだので作品巡り再開です。
時間は15時、残すところあと3会場です。
⑨禧長
受付で地図をもらいましたが結構複雑。
いまここで、これはどれだ?地図を見ながら会場内を見て廻りました。
最後地図を返す時に受付にいたスタッフの方が海外の方だったので
なぜ滋賀の、芸術祭の、スタッフをしているのだろう?と興味をもったので話かけてみました。
くることになった経緯や日本、滋賀の滞在について面白い話が聞けました。
一期一会こういうコミュニケーションも芸術祭の醍醐味ですね。
楽しい気分で次の作品へ。
ケーブル乗り場の麓に神社があったのでご挨拶のお参りをしてから
ケーブル乗り場へ。
ここでBIWAKOビエンナーレの鑑賞パスポートを提示すると割引を受けることができます。
ケーブルで山頂まで上ります。
乗車時間は4分程、あっという間に着きました。
ぐるっと廻ると琵琶湖が一望できるよー
と案内標識があったのでまずはそこへ行って広がる近江八幡市や琵琶湖の景色を堪能し
ぐるっと山頂を巻くようにぐるっと回って展望館へ。
大きなビニールの花の作品がありました。
作品より琵琶湖の景色の方が綺麗で印象に残りました。
⑩八幡山展望館
ケーブルに乗ってからケーブルで降りて戻ってくるまでの所要時間は1時間。
時間があればもう少し琵琶湖の景色を観ていたかったのですが
あと2箇所、ここまできたら観たいと思い急いで向かいます。
ケーブル乗り場から10分かからずに着きました。
⑪幸村邸隠居
あと1箇所、というところでタイムアップの17時。
「ティ−スペース茶楽」 には間に合わないことが確定したので
潔く諦めて幸村邸隠居前を流れる「八幡堀」を散策。
船が行き情緒あふれる景色に癒やされます。
朝10時からスタートした琵琶湖ビエンナーレ作品巡り
近江八幡旧市街エリアを1日で制覇できませんでしたが
物凄く充実感があります。
街は趣があって、会場のどの建物も味があり興味深い
琵琶湖や八幡堀の景色も堪能できたし、美味しい琵琶湖の食材も食べることができました。
作家さんやスタッフの方とも話せて芸術祭の面白いところを味わえた1日でした。
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー チケット購入は?
琵琶湖ビエンナーレの各会場は
◉鑑賞パスポートが必要な会場
◉鑑賞パスポートまたは鑑賞パスポートがなくても単館で入場料を払って見れる会場
◉誰でも無料で入れる会場
3つの種類の会場があります
主に鑑賞パスポートや単館入場料が必要な会場は旧市街地エリアにあり
長命寺エリア、沖島エリアは無料です。
鑑賞パスポートは会期中に各会場に1回限り入場ができるので
各会場を全部見て回りたいという方には鑑賞パスポートがオススメです。
鑑賞パスポートの購入方法はWEBまたは
琵琶湖ビエンナーレの販売所で購入することができます。
WEBで購入したオンラインチケット、紙チケットは
当日鑑賞パスポートに引き換えが必要となります。
パスポート販売所
◉近江八幡エリア総合案内所(旧伴家住宅)
〒523-0871 滋賀県近江八幡市新町3丁目15/TEL: 0748-32-1877
購入方法:クレジットカード、QRコード決済(PayPay不可)◉近江八幡駅北口観光案内所
〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町/TEL: 0748-33-6061
購入方法:現金のみ◉白雲館(旧八幡東小学校)
〒523-0864 滋賀県近江八幡市為心町9−1/TEL: 0748-32-7003
購入方法:現金のみ
オンラインチケット引換所 (ArtSticker・チケットぴあ/画面を提示下さい)
◉近江八幡エリア総合案内所(旧伴家住宅)
〒523-0871 滋賀県近江八幡市新町3丁目15/TEL: 0748-32-1877紙のチケットの引換所(チケットをご持参ください)
◉近江八幡エリア総合案内所(旧伴家住宅)
〒523-0871 滋賀県近江八幡市新町3丁目15/TEL: 0748-32-1877◉近江八幡駅北口観光案内所
〒523-0891 滋賀県近江八幡市鷹飼町/TEL: 0748-33-6061◉白雲館(旧八幡東小学校)
〒523-0864 滋賀県近江八幡市為心町9−1/TEL: 0748-32-7003
ここの会場だけ観たい!という方は単館入場ができます。
入場料金は500円または1000円」と会場によって異なります。
各会場で入場料を支払って、その会場のみ鑑賞することができます。
現金のみ対応なので気を付けて下さい。
旧市街地エリアには別途入場料が必要な会場があります。
『旧伴家住宅』と『旧西川家住宅』です。
鑑賞パスポートを提示すると割引料金になるので忘れずに提示しましょう。
■旧伴家住宅/パスポートの提示により1回のみ適用
一般通常400円 → 200円
中学生以下通常250円 → 100円■旧西川家住宅/パスポートの提示により1回のみ適用
一般 通常300円 → 200円
小中学生通常150円 → 100円■八幡山ロープウェー/パスポートの提示により1回のみ適用
おとな(往復)通常950円 → 670円
こども(往復)通常480円 → 340円
鑑賞パスポートは紙のパスポートです。
各会場で入場時に提示するとチェックしてもらえます。
キャッシュカードと同じくらいの小さなサイズのパスポートなので
紛失しないように気をつけて下さい。
私は1回落としてしまいました。すぐに気づいたので良かったのですが
スタッフの人が落ちているパスポートを拾った場面にも遭遇しました。
誰のパスポートか分からず、困っていました。
鑑賞パスポートには名前を記入する欄があるので
購入したら名前を記入しておくことをオススメします。
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー アクセスについて
琵琶湖ビエンナーレの3つのエリアへ向かう拠点となる駅は
「JR 近江八幡駅」「近江鉄道 近江八幡駅」です。
大阪から新快速で約60分
京都からだと約30分ほどです。
近江八幡旧市街地エリアへは
JR・近江鉄道「近江八幡」駅から、バスでいくことができます。
3,6,7番乗り場から出発するバスはすべて「小幡町資料館前」バス停に止まります。
「小幡町資料館前」バス停で降りると、そこは近江八幡旧市街地です。
趣ある建物、街並みが広がっています。
旧市街地エリアへのアクセス
JR・近江鉄道「近江八幡」駅 北口
近江鉄道バス 3番、6番、7番のりば「小幡町資料館前」バス停下車(乗車時間約8分)
長命寺へJR・近江鉄道「近江八幡」駅から、バスでいくことができます。
バス停を降りて会場となる長命寺まで約30分
石段を808段も上がって行く道のりです。
焦らず急がずゆっくりゆっくり上がって行きましょう。
行く前には少し足腰を鍛えてから行った方がいいかもしれませんね
私も行くまでにスクワットなどして鍛えておきます。
長命寺エリアへのアクセス
JR・近江鉄道「近江八幡」駅北口、
近江鉄道バス6番のりばから「長命寺」バス停下車。
会場まで徒歩約30分。途中石段808段を上ります。
沖島エリアへのアクセスは
JR・近江鉄道「近江八幡」駅から、バスと
「堀切港」から船に乗って行くことができます。
船に乗るって少し非日常感があって興奮しませんか?
少し離れていますがぜひとも訪れたいエリアです。
沖島エリアへのアクセス
「近江八幡」駅 北口、
◉近江鉄道バス近江鉄道バス 6番のりば『長命寺経由・休暇村行き』
『 堀切港』バス停下車(乗車時間約32分)
◉「あかこんバス」1番のりば 『島・沖島町コース』
「堀切」バス停下車「堀切港」から「おきしま通船」に乗船(約10分/片道500円)
琵琶湖ビエンナーレ2025/レビュー まとめと概要
・1日で琵琶湖ビエンナーレ全部のエリアには行けないので最低でも2日に分ける
・近江市街地エリアは1日かかる
・作品を全部見るならパスポートがお得、なくさないように気をつけて!
・芸術祭の醍醐味、土地、人、にも触れて味わう
2年に1度の芸術祭「琵琶湖ビエンナーレ」
ぜひ1度訪れて見てはいかがでしょうか
BIWAKOビエンナーレ2025 “流転〜FLUX”
■開催会期 2025年9月20日(土) 〜 11月16日(日)
■会場エリア 滋賀県 近江八幡旧市街地、長命寺、沖島など
■開場時間 10:00〜17:00 (最終入場:16:30)
■休場日 水曜日 (11月12日の最終水曜日は開場します)
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