待っていました!ではないでしょうか?ミナペルホネンの展覧会が開催されれています!
2019年に開催された「ミナペルホネン/皆川明 つづく」は大好評で混雑しました。
今回の展覧会も前回と同様、もしかしたら前回以上に混雑するかもしれません。
世田谷美術館で開催中のミナペルホネン「つぐ」の見どころや予想される混雑状況
所要時間、世田谷美術館へのアクセスについてお話します。どうぞ最後までご覧ください。
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」の混雑状況、混み具合は?
「ミナペルホネン/つぐ」の混雑状況はそれなりに混雑していました。
連休にスタートした展覧会「ミナペルホネン/つぐ」
3連休は混雑しているだろうと思い連休明けの朝1番に行きました。
世田谷美術館に着いたのは開館前の9時40分ころ、既に25人くらい並んでいました。
その後続々と人が来て、開館時間の10時には60人から70人くらい並んでいたと思います。
開館した10時に並んでいた半数以上は2階のグッズ売場に行きました。
展覧会場に向かったのは20人ほどでした。
その後20分ほど経った頃から展覧会場内に人が増え始めました。
11時を過ぎた頃には沢山の人が会場にいましたが
展示作品が観にくいというほど混雑ではなかったです。
混雑を避けたい場合はやはり展覧会会期序盤の平日を狙うのが良いと思います。
時間は開館した10時過ぎ、もしくは16時頃でしょうか。
人が少ない中で会場の写真を撮りたいという方は朝1番に入ることをオススメします。
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」の所要時間、滞在時間は?
「ミナペルホネン/つぐ」の所要時間の予想は通常で90分。
ミナペルホネンやテキスタイルや好きな人だと120分以上だと思います。
世田谷美術館のフロアーの大きさと過去の展覧会の所要時間だけから予想すると
一般的な45分〜60分なのですが、前回のミナペルホネンの展覧会の展示模様も考慮すると
60分ではおさまらないのではないかと予想していましたが、私は90分でも足りないくらいでした。
私は洋服よりテキスタイルに興味があり、さらにどうやって創っているかに興味があります。
今回「ミナペルホネン/つぐ」は出来上がったて着るタイルや洋服も展示されていますが
そのテキスタイルがどのようにデザインされたかやどのように創られているか
創る工程の説明展示が多くされていていました。
おそらく「ミナペルホネン」が好きな方は単に可愛いからというだけでない方が多いと思います。
どんな考えで創られているか、どんな人が関わっていて、どんなふうに創られているかなど
想いもひっくるめて好きだと思います。
この展覧会「ミナペルホネン/つぐ」では想いまでがあますことなく観ることができるので
ミナペルホネンが好きな方、テキスタイルが好きな方は120分以上の時間を見ていたほうが良いと思います。
長い時間の滞在になるかもしれませんが、展覧会場内は休憩する椅子がありません。
休憩する時は展覧会場の外にある通路の椅子で休憩するか、もしくは
当日中であれば再入場ができるので、ミュージアムカフェや、天気がよけれが外の公園で
一休みするもの良いかと思います。
私は今回時間に制限があったので90分しか滞在できませんでした。
一通り観ることはできましたがもっとじっくり知りたいと思ったのでもう1度観に行きたいと思います。
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」の見どころは?
「せめて100年続くブランド」1着を大切に長く愛着を持って欲しいという願いを込めて
皆川明が設立したブランドが「ミナ ペルホネン」です。
ブランドの創設から30年の節目の展覧会世田谷美術館『つぐ minä perhonen』
タイトルの『つぐ』から何が観えてくるでしょうか?
minä perhonenが『つぐ』ということから何を感じ、
日々ものづくりを行っているかを見ていただきたい。
観た人が自分にとって「つぐ」とは何かを考える感情を持って帰って欲しい
と言う思いを込められて構成された展覧会です。
構成
展覧会の会場は1階だけでなく、いつもはコレクション展を行っている2階までも
展示に使われていてとても大規模な展示会場です。
1階「chorus」「score」「ensemble」「humming」
2階「voice」「remix」と6つのエリアで構成されていました。
見どころ1階
「chorus」「score」は主にテキスタイルの展示です。
「chorus」
美術館の扇形展示室にずらりと多様なテキスタイルが展示されていて
minä perhonenの自己紹介を観ているような、一気に惹き込まる空間です。
展示されているテキスタイルパネルの向こうはガラス張りになっていて、
木々や行き交う人など移りゆく外の景色と重ねって観ることができます。
「score」
21の柄テキスタイルデザインがどのようなアイデアから生み出され、
またそれから続いて生まれた洋服や靴、カバン、ブローチなどアイテムが紹介されいてます。
楽しい遊びのような動作からデザインがうまれていれて、ミナ ペルホネンのテキスタイルの
魅力の根源を観ることができます。
「humming」
開放感のある空間にミナ ペルホネンのアトリエが再現されています。
会期中、皆川さんと田中さんが実際にこの場で作業を行うこともあるそうです。
ここから新たなデザインが生まれるかもしれない、その場に立ち会えるかもしれないと思うと
とてもわくわくします。
「ensemble」
ミナ ペルホネンのデザインをかたちにする職人技の紹介展示で
織物工場、刺繍工場、プリント工場で使われている道具、などの実物が展示されています。
また各工場での制作風景映像が大きなスクリーンで投影されていて、工場にいるような臨場感のある展示になっていました
見どころ2階
「voice」
刺繍や織物工場などの協業先や作家らの声を集め、
それぞれの視点から「つぐ」についのインタビュー映像が流れていました。
家業をついでどのような想いでミナ ペルホネンのテキスタイルを創っているかなど
とても興味深い映像で、スクリーンモニターは7台ありますがどれも5分内の映像です。
「remix」
リメイクやリフォームなどされた洋服が展示されています。
公募で希望者を募り、応募者との対話を通してリメイクされた洋服が展示されています。
エピソードやリメイクデザインの意図なども一緒に紹介されているので作り手と使い手の想いを
1着の洋服とを通して感じることができます
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」のグッズは?
2階
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」のグッズ売場は
世田谷美術館を入って正面の階段を上がった2階にありました。
大抵の展覧会は展覧会の会場の中の最後にグッズ売り場があるのですが
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」は展覧会を観なくても
グッズだけ購入することができました。
朝1番に並んでいた人がグッズ売場に直行した理由がわかりました。
グッズはカバンや縫いぐるみ、Tシャツ、展覧会公式図録、ポストカード、マスキングテープなど
購入個数を制限しているものもありました。
購入は1人/1日1回とのことです。
私は展覧会を観た後、11時すぎにグッズ売り場に行きましたが
混雑はしていませんでした。
お会計の行列もなかったので会計スタッフの方に聞いてみたら
3連休は凄かったと、グッズ売場は朝1番は混雑していとのことでした。
1人1日1回ってなっていますが2回きたらわかりますか?とも聞いてみましたが
「わかりますよー」と即答でした。
1階
1階に世田谷美術館のミュージアムショップがあります。
世田谷美術館のコレクション作品に関するグッズや作家の作品などを取り扱っています。
あまり気づかれていないかもしれませんが、ここにも少し「ミナペルホネン」の商品があります。
風呂敷やノートなど少しですが販売されていました。
忘れずにチェックしてみてください。
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」のチケットは?
ミナペルホネン「つぐ」のチケットはオンラインと美術館のチケット売場で購入することができます。
オンラインで購入することでの割引はありませんが、チケット売場も混雑すると思います。
事前にオンラインで購入しておくとスムーズに入場できるので、
できればオンラインで事前に購入することをおすすめします。
世田谷美術館の公式HP 、ミナペルホネン「つぐ」の特設ページから購入することができます。
ただし、割引など利用される方は当日チケット売場購入することになります。
オンラインの購入では割引が適用されないので注意して下さい。
チケット売場は美術館を入った左手すぐにあります。
私が行った平日の朝1番、チケット売場に向かった人は数名でしたが
展覧会を観終わった11時30分ころには20人ほどの行列ができていました。
これから混雑することが予想されるので
事前にオンラインで購入してから行くことをオススメします。
ミナペルホネン「つぐ」観覧料(税込)
◎一般: 1,700円
◎65歳以上: 1,400円
◎大高生: 800円
◎中小生: 500円
オンラインでは数量限定で
《オリジナルトートバッグセット券6,000円》が発売されています。
田中景子さんがの展覧会ポスターのために描き下ろしたアートワークのオリジナルトートバッグでこの《オリジナルトートバックセット券》でしか手に入らない限定品です。
オンライン販売限定、数量限定の《オリジナルトートバックセット券》
気になる方はお早めにチェックして下さい。
世田谷美術館の公式HP、ミナペルホネン「つぐ」の特設ページから
《オリジナルトートバックセット券》を購入することができます。
《オリジナルトートバックセット券》のご注意
※展会場特設ショップ でオリジナルトートバッグに引換ができます(会期中のみ有効)。
※発送には対応しておりません。
※オリジナルトートバッグの会場特設ショップでの販売はありません。
※本セット券のご購入はお一人様2枚までです。
※美術館窓口ではご購入いただけません。
※なくなり次第終了
世田谷美術館へのアクセスは?行き方、最寄り駅、電車、バス
行き方
世田谷美術館へ公共交通機関を使っての行き方は
電車とバスを乗り継いで行くことができます。
電車とバスを乗り継いで行くのが良いのではないでしょうか
最寄り駅から歩くこともできますが20分〜40分です。
歩くのが好きな方は丁度よい距離かもしれませんね。
東急田園都市線 「用賀」駅から世田谷美術館までは約20分で
公園歩道になっていて歩きやすい道があります。
改札を出てGMOインターネットタワーに向かっていくと
右手にエスカレーターと湾曲になった階段があり上に上がってバス停の方に進んでいきます。
世田谷美術館まで数回角を曲がりますが、
要所要所に看板が設置されているので迷うことは無いかと思います。
私もGoogleマップを使わないで初めて案内看板を頼りにこの道を歩きましたが
看板がわかりやすいところに設置されていたので迷わずに行くことができました。
道も歩きやすく、公園遊歩道のように綺麗だったので20分があっという間に感じられました。
最寄り駅
●東急田園都市線 「用賀」駅
●小田急線 「成城学園前」、「千歳烏山」駅
もし歩くなら東急田園都市線 「用賀」駅から世田谷美術館までは約20分
小田急線の「成城学園前」からだと約40分
小田急線の「千歳烏山」駅からだと約30分です。
アクセス/電車
東急田園都市線は渋谷から乗ることができますが、地下鉄半蔵門線と連結しているので
都心部からもアクセスが良い路線です。
小田急線は新宿が始発ですが、地下鉄千代田線とも連結しているの便利です。
小田急線で行かれる方は「成城学園前」か「千歳船橋」どちらがいい?と思われると思うのですが
「成城学園前駅」は快速急行以外はすべて停車するので、アクセスしやすいと思います。
アクセス/バス
最寄りのバス停から世田谷美術館までが一番近いのが
東急田園都市線「用賀」駅から美術館行のバスに乗ることです。
「美術館」バス停下車してから徒歩3分と直ぐ側までバスで行くことができます。
けれども、1時間に1、2本と本数が少ないです。
バスの発車時間に合わせていかないと場合のよっては30分くらい待つことになります。
バス案内
・東急田園都市線「用賀」駅/美術館行バス「美術館」バス停下車 徒歩3分
・小田急線「成城学園前」駅南口/渋谷駅行バス「砧町」バス停下車 徒歩10分
・小田急線「千歳船橋」駅/田園調布駅行バス「美術館入口」バス停下車 徒歩5分
駐車場
世田谷美術館来館者用の駐車場と、砧公園の駐車場があります。
世田谷美術館来館者専用の駐車場は無料ですが
駐車場から世田谷美術館まで5分ほど歩きます。
※詳しい場所は世田谷美術館の公式HPでご確認ください
砧公園の駐車場は美術館の横にあるので近いですが利用料金がかかります。
駐車場
●来館者専用駐車場(60台、)
東名高速道路高架下、厚木方面側道400m先。美術館まで徒歩5分。
利用時間 開館時間
利用料金 無料●砧公園 駐車場( 236台うち 身長者用 3台)
利用時間 24時間
利用料金 1時間300円まで 以降 20分ごとに100円 入庫後12時間最大料金1200円
世田谷美術館/ミナペルホネン「つぐ」の感想と展覧会概要
1枚の洋服は沢山の人の手の仕事と想いが詰まっている事がわかった展覧会でした。
そこに作り手だけでなく買い手も含まれているということがとても素敵だと思います。
ミナペルホネンの洋服を着なくても、
その想いを知るだけでも充分な価値はあると思いました。
ミナペルホネンのファンの方だけでなく、手仕事でなにかを創られる方
クリエイティブにデザインされる方にオススメしたい展覧会です。
会期中盤以降は混雑すると思われます。
早めに行くことも合わせてオススメします。
《 つぐ minä perhonen 》
■会期 2025年11月22日(土)―2026年2月1日(日)
■会場 世田谷美術館1、2階展示室
■開館時間 午前10時~午後6時(入場は午後5時30分まで)
■休館日 毎週月曜日、年末年始 [2025年12月29日-2026年1月3日]
※2025年11月24日、2026年1月12日は開館、2025年11月25日、2026年1月13日は休館
■主催 世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社
■後援 世田谷区、世田谷区教育委員会、J-WAVE世田谷美術館 SETAGAYA ART MUSEUM
〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2


コメント